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[ニュース]2012.11.7

村田出場に待った

 12月20日から24日にかけ、山形市で行われる全日本社会人選手権へ、出場を発表していたロンドン五輪・ミドル級金メダリストの村田諒太(東洋大・職)だが、その出場に“待った”をかけられる可能性が、新聞などの複数メディアで報じられている。
ロンドン五輪金メダリスト
 村田には以前、AIBA(国際ボクシング協会)が来年に発足するプロボクシング組織(APB)への契約オファーがあった。金メダリストとして、通常の契約金に、同額のボーナスを追加したいというラブコールだったが、日本アマチュアボクシング連盟は「村田に限らず、オファーのあった全選手が引退を表明している」との理由で断った。ところが、その直後、村田が社会人選手権出場を宣言したことで、AIBAの役員から、日本アマチュアボクシング連盟へ、不信感を抱く電話があったという。これを問題視した同連盟が、社会人選手権への出場資格を検討しているのだ。
 同連盟のブログでも、11月6日にこの件について発表され、山根明・同連盟会長が、AIBA事務総長、ホー・キム氏らのいる韓国へ、誤解を解きに行ったことが報告されている。
世界が注目
 ボクシング専門誌『ボクシングビート』の記事によれば、韓国では日本のテレビ番組が、気軽に観られる環境があり、それを観たキム氏から、旧知の山根会長に「村田は引退しないのか」という電話があったという。情報の入りかたも、不要なこじれを生んだ。
 しかしながら、競技の象徴である金メダリストとはいえ、なぜ、AIBAはここまで村田を欲するのか。
村田諒太
 まず、日本はアジア随一のプロボクシング市場として、世界的に認知されている。加えて、村田が日本のスター化していることも、韓国や台湾などの隣国では、少なからず知られている。この2点だけを考えても、APBを大成させ、ボクシング界のプロ・アマ統括団体に君臨したいAIBAにとって、村田は口説き落としておきたい重要選手だったと考えても、違和感はなくなる。
 村田の進路変更には確かに「気まぐれ」の感もあるが、本人は「引退」を断言していない。最後に試合を行った国体の近畿ブロック予選後も、囲み会見で「今年は疲れたから国体と全日本選手権への出場は勘弁してほしい。ただ、引退とは書いてほしくない」と語るにとどまった。また「気まぐれ」とはいえ、与えられた自由の範囲内にも思える。
 日本連盟には、電話で事前に復帰を報告していたとも語った村田。6日には、東京五輪の招致イベントに参加し、社会人選手権へ出場する意思を、曲げたくないと語っている。

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