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[試合結果]2012.10.21

ガルシアVSモラレス

 WBC世界スーパーライト級王者ダニー・ガルシア(米)対前王者エリック・モラレス(メキシコ)のタイトルマッチ12回戦は20日(日本時間21日)、米国ニューヨーク市ブルックリンのバークレイズ・センターで行われた。
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○ダニー・ガルシア(米)
 4回1分23秒KO
●エリック・モラレス(メキシコ)

 直前になってモラレスのドーピング陽性問題が発生して実現が危ぶまれたカードだが、ニューヨーク体育委員会がOKを出したことで試合は挙行された。
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 最初の2分ほどは偵察に時間を費やした両者だが、その後は激しいパンチの応酬に突入した。打ち勝ったのは今年3月の初戦でもダウンを奪って快勝している24歳のガルシアだった。ひと回り年長の元4階級制覇王者をスピードでコントロールし、折々に強打もヒット。「エル・テリブレ」(恐怖の男)として恐れられたモラレスは劣勢が続くこととなった。
 終幕は4回に訪れた。ガルシアの左フックが絶妙のタイミングでモラレスの顎に命中。前王者は回転するようにキャンバスに叩きつけられた。10秒以内に立ち上がれないことは誰の目にも明らかだった。慌ててモラレスの父ホセがリングに入ったが、同時にレフェリーも試合をストップしていた。
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 7月のアミール・カーン(英)戦に続いて衝撃的なKO防衛を果たしたガルシアは、これで25戦全勝(16KO)。100万ドルの報酬を獲得するとともにスーパーライト級戦線の主役であることを強く印象づけた。返り咲きを拒まれたモラレスは61戦52勝(36KO)9敗。米国での試合はこれが最後といい、生まれ故郷のティファナで引退試合を予定しているとのこと。

マリナッジがダウン
 セミファイナルとして行われたWBA世界ウェルター級王者ポール・マリナッジ(米)対WBA世界スーパーライト級暫定王者パブロ・セサール・カノ(メキシコ)戦は、マリナッジがダウンを喫しながらも2対1の微差判定勝ちを収めた。

 もともとタイトルマッチとして組まれたカードだったが、前日計量で元来は1階級下のカノが体重オーバーの失態を犯したため無冠戦として開始ゴングを聞いた。
ポール・マリナッジ
 スピードとジャブに定評のあるマリナッジは初回から左のリードを多用して主導権を掌握。2回にはカノが左目上をカットしたこともあり、地元の声援を背に順調に防衛に向かっているように見えた。
 しかし、しだいにカノの攻勢を持て余すようになり雲行きは怪しくなっていった。11回、マリナッジはカノの右を浴びてダウン。なんとかラウンド終了ゴングに逃げ込み、最終回も3分間を凌いだ。
 判定は微妙なところだったが、二者は114対113の1ポイント差でマリナッジを支持。もうひとりは逆に118対109の大差でカノの勝利としていた。
 辛うじて勝利を収めたマリナッジは36戦32勝(7KO)4敗。23歳のカノは28戦25勝(9KO)2敗1分。

※昨日の計量記事でカノをWBA世界ウェルター級暫定王者と表記していましたが、WBA世界スーパーライト級暫定王者の間違いでした。

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