淵上、もう一度世界へ!!

　再起の舞台で"アジア最強の座"を獲り戻せ!!淵上誠(八王子中屋)は今年5月、WBA世界ミドル級王者ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン)に挑むも3回TKOで敗退、世界の壁を体感した。
　ゴロフキン戦から5ヶ月、淵上は自身が返上した東洋太平洋ミドル級王座を賭け、"フィリピンの新鋭"マルロン・アルタと激突する。
　"薩摩コング"は東洋のベルトを巻き、日野市のリングで歓喜の雄叫びを挙げることができるのか…。

■東洋太平洋級ミドル級王座決定戦
WBA世界同級15位・淵上 誠(八王子中屋)VS東洋太平洋同級1位マルロン・アルタ(比)
■日時:10月12日(金)
■会場:日野市ふれあいホール
■お問合せ:八王子中屋ジムTEL.042-622-7222

WBA世界ミドル級15位
淵上 誠(八王子中屋)
■東洋タイトル再奪取に向け意気込みを。
淵上　世界挑戦からの復帰戦。王座を争うアルタは東洋1位で強い選手と聞いていますが、僕のモチベーションはとても高いです(笑)。世界のリングに辿りつくためにも、僕は強い相手と戦いたい!!

■マルロン・アルタの警戒している部分は?
淵上　フィリピンの選手はパンチの打ち方、リズムが日本人とは違う。アルタはKOも多い選手なので、序盤はリズムに注意し、どうやって自分のペースに持っていけるかが重要だと思う。僕としては後半に倒せればと考えています。

■決定戦はどんな戦いを見せたい?
淵上　日野市で戦うことで、会社の人達も足を運んでくれる。職場の仲間、これまで支えてくれた人達に"感謝"の気持ちを伝えられる戦いをしたい!!成長した"淵上誠"を見せたいし、勝つことで恩返しができると思っています。

■復帰を待ち望むファンにメッセージを!!
淵上　東洋タイトルが最終目標ではなく、僕は"世界"しか見ていません!!世界最高峰のリングに立てるよう頑張りますので、応援ヨロシクお願いします。

「ボクモバの目」
　世界初アタックとなったゴロブキン戦、淵上は世界の高さを感じるも、決して"完全燃焼"という内容ではなかった。
　10月12日、淵上は勝利で再起を飾ったとき、その視線はもう一度高みを見据える!!