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WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦、元王者ローマン・マルチネス(プエルトリコ)対ミゲール・ベルトラン(メキシコ)の12回戦は15日(日本時間16日)、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターで行われた。
○ローマン・マルチネス(プエルトリコ)
12回判定(2-1)
●ミゲール・ベルトラン(メキシコ)
この王座は7月、エイドリアン・ブローナー(米)が2度目の防衛戦を前に体重超過の失態を犯したため剥奪され、以来2カ月ほど空位になっていたもの。3代前の王者マルチネスにとっては返り咲きのチャンス到来だった。
序盤から噛み合わせの甘い試合になり、ともに優位を明白に印象づけることができないままラウンドを重ねた。ベルトランは右の大きなパンチを狙い、マルチネスはそれを外してカウンター・アタックを狙うが、その多くはともに不発に終わった。
拮抗したラウンドが続くなか、11回にベルトランが後頭部への加撃で減点をとられ、これが結果的に採点に大きく響くことになる。
試合が終わると両者ともに勝利をアピールしたが、判定は2対1でマルチネスに軍配が挙がった。採点はひとりが116対111でベルトランとしたが、残りの二者は114対113でマルチネスの勝利を支持。際どい判定で新王者が誕生した。
マルチネスは28戦26勝(16KO)1敗1分。惜敗のベルトランは30戦27勝(17KO)2敗1無効試合。
12回判定(2-1)
●ミゲール・ベルトラン(メキシコ)
この王座は7月、エイドリアン・ブローナー(米)が2度目の防衛戦を前に体重超過の失態を犯したため剥奪され、以来2カ月ほど空位になっていたもの。3代前の王者マルチネスにとっては返り咲きのチャンス到来だった。
序盤から噛み合わせの甘い試合になり、ともに優位を明白に印象づけることができないままラウンドを重ねた。ベルトランは右の大きなパンチを狙い、マルチネスはそれを外してカウンター・アタックを狙うが、その多くはともに不発に終わった。
拮抗したラウンドが続くなか、11回にベルトランが後頭部への加撃で減点をとられ、これが結果的に採点に大きく響くことになる。
試合が終わると両者ともに勝利をアピールしたが、判定は2対1でマルチネスに軍配が挙がった。採点はひとりが116対111でベルトランとしたが、残りの二者は114対113でマルチネスの勝利を支持。際どい判定で新王者が誕生した。
マルチネスは28戦26勝(16KO)1敗1分。惜敗のベルトランは30戦27勝(17KO)2敗1無効試合。