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保持していたWBA世界スーパーライト級王座を体重苦のため返上、正式にウェルター級に転向したマルコス・マイダナ(亜)が15日(日本時間16日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナのリングに登場。サウル・アルバレス対ホセシート・ロペスのWBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチのアンダーカードで、ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)とのWBAインターコンチネンタル・ウェルター級王座決定戦に臨んだ。
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○マルコス・マイダナ(亜)
8回43秒TKO
●ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)
予想に違わぬ壮絶な打撃戦だった。先に仕掛けたのは下のクラスからの参入者マイダナだった。中間距離で右を中心にした強打でカラスを追い立てたのだ。体格で勝るカラスも黙ってはいない。すぐに左右の強打を振って応戦、早々からスリリングなブローの交換となっていった。
8回43秒TKO
●ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)
予想に違わぬ壮絶な打撃戦だった。先に仕掛けたのは下のクラスからの参入者マイダナだった。中間距離で右を中心にした強打でカラスを追い立てたのだ。体格で勝るカラスも黙ってはいない。すぐに左右の強打を振って応戦、早々からスリリングなブローの交換となっていった。
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カラスはサウスポーにスイッチするなどして局面の打開を図ったが、序盤はマイダナの攻勢が目立った。
4回、ともにブレーク後の加撃で減点を科されるなど、エキサイトした場面が何度も見られた。
こうしたなかマイダナが6回に入るとペースダウン。これに乗じてカラスがマイダナのボディ、顔面にパンチを浴びせ流れを変えることに成功。7回にはマイダナがブレーク後の軽いローブローで再び減点されるなど、ペースは完全にカラスに移ったと思われた。
4回、ともにブレーク後の加撃で減点を科されるなど、エキサイトした場面が何度も見られた。
こうしたなかマイダナが6回に入るとペースダウン。これに乗じてカラスがマイダナのボディ、顔面にパンチを浴びせ流れを変えることに成功。7回にはマイダナがブレーク後の軽いローブローで再び減点されるなど、ペースは完全にカラスに移ったと思われた。
マルコス・マイダナ
その矢先だった。マイダナがワンツーを叩きこんでダウンを奪ったのだ。タフなカラスは立って試合を続けたが、ダメージは小さくなかった。続く8回、完全に息を吹き返したマイダナが左右の連打でカラスを追い立てると、ケニー・ベイレス・レフェリーが割って入った。
7回までの採点は65対64が二者、66対63がひとりと、競っていた。2階級制覇に向けて存在感を示したマイダナは35戦32勝(29KO)3敗。カラスは37戦26勝(17KO)8敗3分。
7回までの採点は65対64が二者、66対63がひとりと、競っていた。2階級制覇に向けて存在感を示したマイダナは35戦32勝(29KO)3敗。カラスは37戦26勝(17KO)8敗3分。