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WBA、WBC世界スーパーミドル級王者アンドレ・ウォード(米)は8日(日本時間9日)、米国カリフォルニア州オークランドでWBC世界ライトヘビー級王者チャド・ドーソン(米)を相手に5度目の防衛戦に臨んだ。
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○アンドレ・ウォード(米)
10回2分45秒TKO
●チャド・ドーソン(米)
10回2分45秒TKO
●チャド・ドーソン(米)
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接戦が予想された試合だったが、終わってみれば11対4のオッズどおりウォードの完勝だった。
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初回、2回は頭脳戦の様相で緊迫した戦況だったが、試合は3回に大きく動いた。ダメージが浅いとはいえドーソンが膝をつくダウンを喫したのだ。地元の声援を背に受け、さらに勢いづいたウォードは続く4回、今度はサウスポーの挑戦者に左フックをヒットしてダウンを追加。今度は明白なダメージを与えた。
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中盤に立ち直りかけたドーソンだったが、結局ダメージは抜けきらず、9回には再び窮地に陥った。なんとか10回にたどり着いたドーソンだが、余力は残っていなかった。ウォードの攻撃にさらされ、この試合3度目のダウンを喫するとレフェリーから続行不能と判断され、試合を止められた。
アンドレ・ウォード
WBA王座5度目、WBC王座初防衛に成功したウォードは、26戦全勝(14KO)。逆2階級制覇を阻まれたドーソンは、35戦31勝(17KO)2敗2無効試合。