メキシコでW世界戦決定!!

　来る10月6日(日本時間7日)、メキシコのナヤリット州テピクで開催される"WBA女子世界バンタム級タイトルマッチ"王者ジャネット・ペレス(メキシコ)VS挑戦者・天海ツナミ(アルファ)の一戦。
　そして、ペレスVSツナミ戦のメインイベントには、WBA世界ミニマム級暫定タイトルマッチが緊急決定!!
　暫定王者ヘスス・シルベストレ(メキシコ)のタイトルに挑む、元日本同級王者・三田村拓也(ワールドS)が7日、都内・ワールドスポーツジムで天海ツナミと共に会見を開いた。

　急遽決まった世界挑戦に三田村拓也は驚きの表情を隠しきれなかったが、会見では世界奪取に懸ける意気込みを語った。「自分のパンチが当たれば勝てない相手ではない。シルベストレはフック系のパンチが怖いが、僕は得意のストレートを打ち込んでいきたい」と右ストレートが"勝利のカギ"を握ると語れば、ワールドスポーツジム・斉田会長も「三田村はストレートが"切れる"ので、前半にダメージを負わせたい。そして足立区竹ノ塚に世界のベルトを持って帰ってきます!!」とアウェイの世界挑戦にも自信をうかがわせた。

　続けて、復帰戦が世界2階級制覇を賭けた一戦となる天海ツナミが決意を尋ねられ「今はベルトを日本に持って帰ることしか考えていません!!王者はインファイトもアウトもできる万能型。無理にガンガンいかず、相手の動きを冷静に見極めて戦いたい」とタイトル獲得に意欲を見せた。

　暫定王座挑戦について三田村は「暫定であろうが、正規であろうが、僕のモチベーションは変わらない。世界タイトルを獲るだけです!!」と巡ってきたチャンスを活かすだけと語り、敵地での世界初挑戦にも「初めての海外が世界挑戦。メキシコで戦うことは想像がつかない(笑)。それでもリングに上がれば後楽園と変わらないと思います」と笑顔を見せた。

　最後に、日本王座返上の原因となった体調不良を尋ねられ三田村は「一時は"めまい"と"吐き気"で練習もできなかったが、いまは完璧に近い状態で不安もありません!!試合まであと一ヶ月、シッカリと追い込んでいきたい」と万全なコンディションであることをアピールした。

　突如舞い込んだWBA世界ミニマム級暫定王者ヘスス・シルベストレ挑戦のビッグチャンス。三田村拓也はメキシコのリングに乗り込み世界最高峰の座を奪い、足立区竹ノ塚に凱旋することができるのか…。

■WBAダブル世界タイトルマッチ
WBA世界ミニマム級暫定タイトルマッチ
暫定王者ヘスス・シルベストレ(メキシコ)VS挑戦者・三田村 拓也(ワワールドS)
WBA女子世界バンタム級タイトルマッチ
王者ジャネット・ペレス(メキシコ)VS挑戦者・天海ツナミ(アルファ)
■日時:10月6日(日本時間7日)
■会場:メキシコ・ナヤリット州テピク