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前日の計量で体重オーバーのため失格、WBO世界スーパーフェザー級王座を失ったエイドリアン・ブローナー(米)と、1位の挑戦者ビセンテ・エスコベド(米)の変則的なタイトルマッチは21日(日本時間22日)、米国オハイオ州シンシナティで行われた。
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○エイドリアン・ブローナー(米)
5回2分42秒TKO
●ビセンテ・エスコベド(米)
5回2分42秒TKO
●ビセンテ・エスコベド(米)
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戦わずして王座を失ったブローナーに対しコミッションとエスコベド陣営は試合当日の体重を140ポンド(約63.5キロ)以内に抑えることを条件として強制したが、ブローナーはこの約束をも反故にした。当日の体重は143.5ポンドだったのだ。しかし、エスコベド陣営はこれを容認、試合挙行を優先した。
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試合はブローナーの圧勝だった。スピード、パワー、テクニックなどあらゆる面で勝る前王者は5回、元アテネ五輪戦士をロープに詰めて連打。ボディにもパンチを散らして一方的に攻めつけた。これを見たエスコベド陣営が棄権の意思表示をして試合は終わった。
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王座は失ったものの才能の一端を披露した22歳のブローナーは、これで24戦全勝(20KO)。