三田村、日本王座返上!!

　今年4月、日本ミニマム級王者としてタイトル初防衛に成功している三田村拓也(ワールドS)が、7月10日付けでJBCに王座を返上していることが分かった。

　三田村が所属するワールドスポーツジム・斎田会長によると「もともと"めまいと貧血"があり、初防衛戦のあとには"吐き気"も訴えていて…。練習も満足にできない状態でしたし、三田村の身体を考え、タイトルを返上することにしました。今は治療に専念させ、できるだけ早い時期に復帰を目指します」とタイトル返上の経緯を語った。
　11日、同門の応援で後楽園ホールに来場していた三田村は「タイトルの返上は残念ですが、今は治療に専念しています。来年にはリングに復帰したいですね!!ファンの皆さん、待っていて下さい」とボクシングモバイルに無念の思いをコメントし、戦線復帰の意欲をうかがわせた。
　三田村は指名挑戦者・原隆二(大橋)を迎え打ち、10月に2度目の防衛戦を予定していたが、タイトル返上により王座は空位となった。これにより原が王座決定戦に進出することになるが、対戦相手・日時はまだ発表されていない。
　風雲急を告げる日本ミニマム級戦線、誰が日本最強に座に就くのか。そして三田村の復帰は果たして…。