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IBFはヘビー級のランカー4人による挑戦者決定トーナメントを行う用意があることを公表した。出場候補者はIBF4位のクブラト・プレフ(ブルガリア)、6位のトマス・アダメク(ポーランド/米),8位のアレクサンデル・ウスティノフ(露)、9位のオドラニエル・ソリス(キューバ/米)の4選手。誰がV12王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)への挑戦権を手にするのか。
クリチコは06年4月にクリス・バード(米)からIBF王座を奪ってから6年、先のトニー・トンプソン(米)戦が12度目の防衛戦となった。36歳になったが、まったく衰えはみられず、このまま無敵状態が続けばV20も視界に入ろうかという状況だ。ランカー陣を見てもライバルらしき相手は皆無といえる。次期防衛戦は11月か12月を予定している。以前はクリス・アレオーラ(米)を相手にニューヨークが有力と伝えられていたが、その後の交渉状況は不明だ。
そんななかIBFは最強の挑戦者を送りこもうと腐心していることがうかがえる。今回のプランでは、まずプレフとソリスが対戦することになっているが、日程や場所は決まっていない。アダメクは9月8日に元3階級制覇王者ジェームス・トニー(米)との試合が決まっており、予定されるウスティノフ戦は早くても年末ということになりそうだ。
欧州王者のプレフは31歳。北京五輪出場後にプロ転向を果たし、ここまで16戦全勝(8KO)を記録。アマ時代には02年のブルガリアの大会でソリスに勝ったが、05年の世界選手権では敗れている。元ライトヘビー級&クルーザー級世界王者アダメクは35歳。昨年9月にビタリ・クリチコ(ウクライナ)の持つWBC王座に挑んでTKO負けを喫している。48戦46勝(28KO)2敗の35歳。
異種格闘技出身のウスティノフは35歳。国際式ボクシングに転向後は27戦全勝(21KO)の快進撃を続けている。身長202センチの巨漢選手だ。アテネ五輪金のソリスは昨年3月、ビタリの王座に挑んだが初回TKO負け。足を傷めてブランクをつくったが再起している。19戦18勝(12KO)1敗の32歳。
クリチコ兄弟の天下が4年近くも続くヘビー級。新しい風が吹くのはいつになることやら。
そんななかIBFは最強の挑戦者を送りこもうと腐心していることがうかがえる。今回のプランでは、まずプレフとソリスが対戦することになっているが、日程や場所は決まっていない。アダメクは9月8日に元3階級制覇王者ジェームス・トニー(米)との試合が決まっており、予定されるウスティノフ戦は早くても年末ということになりそうだ。
欧州王者のプレフは31歳。北京五輪出場後にプロ転向を果たし、ここまで16戦全勝(8KO)を記録。アマ時代には02年のブルガリアの大会でソリスに勝ったが、05年の世界選手権では敗れている。元ライトヘビー級&クルーザー級世界王者アダメクは35歳。昨年9月にビタリ・クリチコ(ウクライナ)の持つWBC王座に挑んでTKO負けを喫している。48戦46勝(28KO)2敗の35歳。
異種格闘技出身のウスティノフは35歳。国際式ボクシングに転向後は27戦全勝(21KO)の快進撃を続けている。身長202センチの巨漢選手だ。アテネ五輪金のソリスは昨年3月、ビタリの王座に挑んだが初回TKO負け。足を傷めてブランクをつくったが再起している。19戦18勝(12KO)1敗の32歳。
クリチコ兄弟の天下が4年近くも続くヘビー級。新しい風が吹くのはいつになることやら。