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7日(日本時間8日)、スイスのベルンでWBA、IBF、WBO3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に挑戦するトニー・トンプソン(米)の陣営が、この試合に関するビジネスの問題で揺れている。
トンプソンは05年から7年間、ダン・グーセン・プロモーターが主宰するグーセン・トゥーター・プロモーションズ(GTP)のもとで試合を行ってきた。4年前に初めてクリチコに挑戦(11回KO負け)した際はドイツでの試合だったが、相手側と交渉にあたったGTPには90万ドルの報酬のなかから18パーセントに相当する16万2000ドルを支払っている。
今回の再戦に際してはGTPが米国内での開催を目指していたが途中で断念。結局、クリチコ兄弟のプロモーション会社「K2プロモーションズ」に主催権を譲るかたちになった。その代わりに初戦よりも多い105万ドル(約8400万円)の報酬を引き出すことに成功したという。
しかし、試合の最終合意直前になってトンプソンがGTP抜きで直接、K2と契約を交わしたためトラブルに発展。105万ドルの18パーセントに相当する18万9000ドル(約1512万円)を支払うべきと主張するGTPと、支払う意思をみせないトンプソンとで訴訟にまで発展。クリチコ対トンプソンは予定どおり行われる見とおしだが、グーセン・プロモーターは会場には行かないつもりだという。試合を前に勃発したリング下の闘争。すっきりとKO決着といくかどうか。
今回の再戦に際してはGTPが米国内での開催を目指していたが途中で断念。結局、クリチコ兄弟のプロモーション会社「K2プロモーションズ」に主催権を譲るかたちになった。その代わりに初戦よりも多い105万ドル(約8400万円)の報酬を引き出すことに成功したという。
しかし、試合の最終合意直前になってトンプソンがGTP抜きで直接、K2と契約を交わしたためトラブルに発展。105万ドルの18パーセントに相当する18万9000ドル(約1512万円)を支払うべきと主張するGTPと、支払う意思をみせないトンプソンとで訴訟にまで発展。クリチコ対トンプソンは予定どおり行われる見とおしだが、グーセン・プロモーターは会場には行かないつもりだという。試合を前に勃発したリング下の闘争。すっきりとKO決着といくかどうか。