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日本ボクシングコミッション(JBC)の職員で元プロボクサーの大久保鉄雄さん(32)が先月14日、JR中野駅付近で女子高校生に痴漢をしていた男を捕え、逮捕に協力した。
現役時代の大久保さん
大久保さんは14日の夕方、帰宅途中に駅近くの中野サンプラザ前の路上で不審な男と女子高生を発見。近づくと女子高生は助けを求め、男は大久保さんを見て逃走。直ぐに痴漢だと理解した大久保さんは、逃げた男を200メートルほど追いかけ捕まえた。男に抵抗はなく、通報を受けた警察官により強制わいせつの容疑で現行犯逮捕された。
この活躍に大久保さんは「人として当然のことです。まぁ正直いってカワイイ子でしたが、男を捕まえた後にスカートが短すぎると注意しました(笑)」と笑顔で答えてくれた。
09年6月のラスト試合
大久保さんは、03年7月に神奈川県相模原市のMTジムからプロデビュー。毎試合の派手な髪で目を引いたが、戦績は18戦4勝12敗2分と振るわず、09年6月の試合を最後に現役を引退。一時は役者やお笑いの道を志したが、一昨年よりJBCの臨時職員として勤務し、現在は内勤業務や試合進行など忙しい日々を送っている。明るい人柄で、今やJBCになくてはならない人材となった。
今回のお手柄で、大久保さんは近々警視庁から表彰を受ける。
今回のお手柄で、大久保さんは近々警視庁から表彰を受ける。