マルケス、次戦はリオス?

　「KOを狙ったけれど仕留められなかった。フェドチェンコは勇敢だったし、スタミナもあった」と試合を振り返ったマルケスは、「近い将来、マニー・パッキャオ(比)との4度目の対決が実現することを祈っている」とも加えた。過去3度拳を交え、いずれも僅差ながら2敗1分と武運に見放されているだけに、雪辱に向けた意気込みは衰えていないようだ。
　ただし、パッキャオは6月9日(日本時間10日)にラスベガスでティモシー・ブラッドリー(米)との防衛戦が決まっており、宿敵との4度目の対決が実現するとしても秋以降ということになる。その前にマルケスは7月14日、アーリントンで試合をすることが内定している。いまのところ対戦相手としては前WBA世界ライト級王者ブランドン・リオス(米)が最有力と見られている。
　この日はアンダーカードも豪華で、WBO世界スーパーバンタム級王者ノニト・ドネア(比/米)対クリスチャン・ミハレス(メキシコ)も予定されている。ほかに無敗のホープ、メルシト・へスタ(比/米)やWBA世界フライ級王者エルナン・マルケス(メキシコ)も登場の予定。