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[試合結果]2012.4.15

計量失敗のリオスは?

 WBA世界ライト級王座決定戦、前王者ブランドン・リオス(米)対1位にランクされる暫定王者リチャード・アブリル(キューバ/米)の12回戦は14日(日本時間15日)、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われた。前日の計量で2試合続けて体重オーバーという大失態を犯したリオス。そのため試合はアブリルが勝った場合のみ新王者誕生という変則的なタイトルマッチとなった。はたして試合結果は――。
○ブランドン・リオス(米)
 12回判定(2-1)
●リチャード・アブリル(キューバ/米)

 リオスの計量失敗が影響したわけでもあるまいが、1万2000人の収容能力を持つマンダレイベイ・イベンツセンターは3705人の入りと、やや寂しい状況だった。
 距離を潰して乱打戦で持ち味を発揮するリオスと、中長距離でスピードを生かしたボクシングを身上とするアブリル。予想どおり序盤からペース争いが展開された。
 頑強な体を利して前進するリオスに対し、スピードで勝るアブリルは足をつかいながら距離を保ち、ディフェンスにも留意して迎え撃つ構えをみせた。KO率7割を超すリオスの強打はブロックされることが多く、攻勢を続けながらも明確なポイントには結びつかない。アブリルも効率的に迎撃するものの後手の印象が拭えず、振り分けの難しいラウンドが最後まで続いた。
 採点はひとりが117対111の6ポイント差でアブリルを支持したが、二者は115対113、116対112でリオスの攻勢を評価していた。 リオスは勝ったものの体重超過のため王座は空位のままとなる。
 昨年12月の防衛戦でリオスが体重オーバーで王座剥奪されたことに始まったWBAライト級王座を巡る騒動は、ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)の決定戦降板、リオスの再度の計量失敗と続き、王座は埋まらないまま持ち越しに。リオスの体重は重かったが、逆にベルトの権威は軽くなった。

 アンダーカードには全勝のスーパーライト級ホープ、マイク・アルバラード(米)が登場、マウリシオ・エレラ(米)と壮絶な打撃戦を展開して会場を湧かせた。
 99対91、97対93、96対94の3-0の10回判定勝ちを収めた31歳のアルバラードは、これで33戦全勝(23KO)。敗れたものの喝采のなかで引き揚げたエレラは20戦18勝(7KO)2敗。

 同じく前座に登場したフィリピンのニューセンセーション、メルシト・ヘスタ(比/米)は、オスカル・クエロ(コロンビア)とのライト級10回戦で8回1分38秒TKO勝ちを収めた。
 サウスポーのヘスタは5回に相手のホールドによる減点で勢いづき、7回には右のボディショットでダウンを奪った。続く8回、ヘスタは右フックでダウンを追加。クエロは立ち上がったが、今度はレフェリーが続行を許さなかった。
 マニー・パッキャオ、ノニト・ドネアに続くフィリピンのスター候補として注目される24歳のヘスタは、26戦25勝(13KO)1分。この日、メキシコシティのメイン・イベントでWBO世界スーパーライト級暫定王座を獲得した、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が7月14日に米国テキサス州で行う次戦の相手候補に名を連ねている。クエロは23戦15勝(12KO)8敗。

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