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WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ、体重超過のため王座を剥奪された前王者エリック・モラレス(メキシコ)対挑戦者ダニー・ガルシア(米)の12回戦は24日(日本時間25日)、米国テキサス州ヒューストンで行われた。
○ダニー・ガルシア(米)
12回判定(3-0)
●エリック・モラレス(メキシコ)
勢いのあるガルシアを相手に苦戦が予想されていたモラレスは、あろうことか前日の計量で2ポンド(約900グラム)オーバーという失態を犯し、この時点で王座を剥奪されてしまった。「ベルトよりも試合に勝つことが大事」と強がってはいたが、はたしてモチベーションはどうだったのか。
スタートはモラレスが優勢だったが、ガルシアは徐々に動きがスムーズになりスピードとカウンターで応戦。たちまち形勢を逆転し、流れを引き寄せた。モラレスは攻撃姿勢を貫いたが思ったほどの効果をあげられず、ラウンドを重ねるごとに引き離されていった。
迎えた11回、ガルシアは左フックのカウンターでタフなモラレスからダウンを奪った。これがダメ押しとなり、ガルシアは明白な勝利を収めた。採点は117対110、116対112、118対109と大差がついていた。
ゴールデンボーイ・プロモーションズ期待のガルシアは、これで23戦全勝(14KO)。モラレスは60戦52勝(36KO)8敗。
アンダーカードで行われたWBC世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦(準決勝)およびWBC米大陸タイトルマッチ12回戦は、ジェームス・カークランド(米)がカルロス・モリナ(メキシコ)に逆転の10回反則勝ちを収めている。
モリナのアウトボクシングの前に空転を続けていたカークランドの強打が、やっと10回終了間際に炸裂。右フックやボディ攻めを受けたモリナはダウン。ここでラウンド終了のゴングが鳴り、モリナのセコンドが慌ててリングに入った。これを見たレフェリーは試合進行中のセコンド進入とみなし、モリナの失格を言い渡した。
9回までの採点は88対83、87対84で二者がモリナのアウトボクシングを支持、もうひとりは逆に86対85でカークランドの攻勢を評価していた。
ややラッキーなかたちで勝利を収めたカークランドは、これで石田戦後4連勝(3KO)、戦績を32戦31勝(27KO)1敗に伸ばした。ルーキー時代のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)と1敗1分、エリスランディ・ララ(キューバ/米)戦の引き分けなど武運から見放された感のあるモリナは、26戦19勝(6KO)5敗2分。
12回判定(3-0)
●エリック・モラレス(メキシコ)
勢いのあるガルシアを相手に苦戦が予想されていたモラレスは、あろうことか前日の計量で2ポンド(約900グラム)オーバーという失態を犯し、この時点で王座を剥奪されてしまった。「ベルトよりも試合に勝つことが大事」と強がってはいたが、はたしてモチベーションはどうだったのか。
スタートはモラレスが優勢だったが、ガルシアは徐々に動きがスムーズになりスピードとカウンターで応戦。たちまち形勢を逆転し、流れを引き寄せた。モラレスは攻撃姿勢を貫いたが思ったほどの効果をあげられず、ラウンドを重ねるごとに引き離されていった。
迎えた11回、ガルシアは左フックのカウンターでタフなモラレスからダウンを奪った。これがダメ押しとなり、ガルシアは明白な勝利を収めた。採点は117対110、116対112、118対109と大差がついていた。
ゴールデンボーイ・プロモーションズ期待のガルシアは、これで23戦全勝(14KO)。モラレスは60戦52勝(36KO)8敗。
アンダーカードで行われたWBC世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦(準決勝)およびWBC米大陸タイトルマッチ12回戦は、ジェームス・カークランド(米)がカルロス・モリナ(メキシコ)に逆転の10回反則勝ちを収めている。
モリナのアウトボクシングの前に空転を続けていたカークランドの強打が、やっと10回終了間際に炸裂。右フックやボディ攻めを受けたモリナはダウン。ここでラウンド終了のゴングが鳴り、モリナのセコンドが慌ててリングに入った。これを見たレフェリーは試合進行中のセコンド進入とみなし、モリナの失格を言い渡した。
9回までの採点は88対83、87対84で二者がモリナのアウトボクシングを支持、もうひとりは逆に86対85でカークランドの攻勢を評価していた。
ややラッキーなかたちで勝利を収めたカークランドは、これで石田戦後4連勝(3KO)、戦績を32戦31勝(27KO)1敗に伸ばした。ルーキー時代のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)と1敗1分、エリスランディ・ララ(キューバ/米)戦の引き分けなど武運から見放された感のあるモリナは、26戦19勝(6KO)5敗2分。