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西岡が名誉王者に昇格することにより空位となるWBC世界スーパーバンタム級の“レギュラー王座”は、前IBF世界バンタム級王者アブネル・マレス(メキシコ/米)と、元WBA世界フライ級&元WBO世界バンタム級暫定王者エリック・モレル(プエルトリコ/米)の間で争われることになった。試合は4月21日(日本時間22日)、米国テキサス州エルパソで行われる。
マレスは2月にバンタム級のIBF王座を返上したばかりで、最新のWBCランキングではまだバンタム級1位となっている。一方のモレルはバンタム級12位。どちらも試合直前の4月のランキングで変動があるものと思われる。マレスは26歳。24戦23勝(13KO)1分。モレルは36歳で、戦績は48戦46勝(23KO)2敗。勝てば3階級制覇となる。
マレス、モレルともに下の階級からの転向組ということが考慮されてか、スーパーバンタム級の王座決定戦にもかかわらず試合はリミットよりも2ポンド(約900グラム)軽い120ポンド(約54.4キロ)の契約で行われる予定だ。
マレス、モレルともに下の階級からの転向組ということが考慮されてか、スーパーバンタム級の王座決定戦にもかかわらず試合はリミットよりも2ポンド(約900グラム)軽い120ポンド(約54.4キロ)の契約で行われる予定だ。
アンセルモ・モレノ
なお、この日はゴールデンボーイ・プロモーションズの興行で、傘下のWBA世界バンタム級“スーパー王者”アンセルモ・モレノ(パナマ)も登場。昨夏、亀田興毅(亀田)の持つWBA同級王座に挑んで惜敗したデビッド・デラ・モラ(メキシコ)の挑戦を受けることになっている。この試合を最後にスーパーバンタム級への転向を表明しているモレノは34戦32勝(11KO)1敗1分。デラ・モラは25戦24勝(17KO)1敗。
デビッド・デラ・モラ(左)
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