矢代ジムオープン

　4日、第42代日本スーパーフェザー級チャンピオン(防衛2回・2009年引退)の矢代義光氏が代表を務める『矢代ボクシングフィットネスクラブ(日比谷線・三ノ輪駅前)』のオープニングパーティが同ジムで行われた。
　新代表が現役時代に所属していた帝拳ジムの浜田剛史代表とWBC世界王者・山中慎介をはじめ、矢代新代表と同じ花咲徳栄高校出身のOPBF・日本王者・渡部あきのり(協栄)や日本王者・岩渕 真也(草加有沢)、昨日パナマから戻ったばかりのWBA世界王者・内山高志もお祝いに駆けつけた。

　矢代新代表は、この日集まった多くの関係者を前に「2年半の社会勉強を積んでこの世界に戻ってきました。僕はボクシングが大好きです。チャンピオンを作るためにジムを設立しました。これからは〈奢らず、恐れず、侮らず〉の精神で頑張っていきます。」と挨拶をすると、今後の展望として「プロボクシングジム加盟も視野に入れていきます。これからが勝負です。」と力強く話した。

　4月6日に世界初防衛戦に挑むWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)は笑顔で同門の第二の人生の門出を祝った。自身については「ビッグネーム(ダルチニヤン)との対戦を楽しみにしています。(調整は)バッチリデス!」と笑顔を見せた。

　花咲徳栄高校の後輩で3月27日に日本ウェルター級タイトル防衛戦に挑む王者・渡部あきのり(協栄)は「いい感じできてる。(防衛戦は)問題なくクリアして次につなげたい。」と話すと「ボクモバは早くauのスマホ対策してよ!」と我が取材班に注文をつけることも忘れなかった(笑)。※4月中のサービス開始を目指してます。

　2月13日に日本スーパーライト級新チャンピオンとなった岩渕 真也(草加有沢)も祝賀会に華を添え、自身の今後については6月ごろに初防衛戦をする予定だが相手は未定、とのこと。「今、意識するボクサーは渡部あきのり」と早くも先に日本・東洋太平洋のベルトを巻いた同級生にライバル心を見せた。

■矢代ボクシングジム
3月5日オープン
新規会員募集中
03-6240-6860
三ノ輪駅前(地下鉄・日比谷線)
■月会費
◎一般:10,500円
◎女性・学生:8,400円
(学生は小学生から高校生まで)
◎シニア(60歳以上):6,300円
◎ボクシング体育教室:4,200円
(週一回の団体練習　小学生まで)
■営業時間
平日・土曜:10時〜22時
日曜・祝日:14時〜18時
【毎週木曜定休日】
※女性スタッフもいる明るい雰囲気が特徴のジム。