海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBA世界ヘビー級“レギュラー王者”アレクサンデル・ポベトキン(露)の2度目の防衛戦が25日(日本時間26日)、ドイツのシュツットガルトで行われる。挑戦者はWBO世界クルーザー級V8王者マルコ・フック(セルビア/独)。前週にはWBC王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)が思いがけない苦戦を強いられたばかり。翌週には3団体統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)が11度目の防衛戦を予定している。そんななかポベトキンは存在感を示すことができるのか。
ポベトキンにとっては真価が問われる試合になりそうだ。昨夏、ウラジミール・クリチコがWBAのスーパー王者に昇格したことにともなうレギュラー王座の決定戦でベルトを腰に巻いたポベトキン。12月にはKOで初防衛に成功しているが、はるか格下だったことを考えると手放しでは喜べなかったはずだ。
今回の相手フックは1階級下の選手とはいえ8度の防衛を記録している強打者。楽観視できない相手といえる。
ポベトキンは「以前、フックはヘビー級では戦わないと言っていたので、挑戦すると聞いたときは驚いたよ。でも、問題はないさ。私が勝つよ」と余裕をみせた。日本でもお馴染みのジミン・アレクサンデル・トレーナーも「ポベトキンはフィジカル面が向上した。前回の試合よりも20〜30パーセントは強くなっているはずさ。それでもピークは来ていないけれどね」と自信の弁。
一方、フックはマックス・シュメリング以来約90年ぶりにドイツにヘビー級王座をもたらす、と鼻息が荒い。「ポベトキンは優れた選手だが、勝つのは私だ。ずっと昔、私たちはスパーリングをしたことがあり、彼は苦い思いをしているんだ。今度の土曜日、私は世界ヘビー級王者になるのさ」
戦績はポベトキンが23戦全勝(16KO)、フックが35戦34勝(25KO)1敗。なお、この試合の勝者にはWBA1位のハシム・ラクマン(米)の挑戦を受けることが義務づけられている。
今回の相手フックは1階級下の選手とはいえ8度の防衛を記録している強打者。楽観視できない相手といえる。
ポベトキンは「以前、フックはヘビー級では戦わないと言っていたので、挑戦すると聞いたときは驚いたよ。でも、問題はないさ。私が勝つよ」と余裕をみせた。日本でもお馴染みのジミン・アレクサンデル・トレーナーも「ポベトキンはフィジカル面が向上した。前回の試合よりも20〜30パーセントは強くなっているはずさ。それでもピークは来ていないけれどね」と自信の弁。
一方、フックはマックス・シュメリング以来約90年ぶりにドイツにヘビー級王座をもたらす、と鼻息が荒い。「ポベトキンは優れた選手だが、勝つのは私だ。ずっと昔、私たちはスパーリングをしたことがあり、彼は苦い思いをしているんだ。今度の土曜日、私は世界ヘビー級王者になるのさ」
戦績はポベトキンが23戦全勝(16KO)、フックが35戦34勝(25KO)1敗。なお、この試合の勝者にはWBA1位のハシム・ラクマン(米)の挑戦を受けることが義務づけられている。