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[リングサイドの目]2026.4.12

那須川天心の再起の真価! エストラーダ戦をトップ戦士はどう見た?

那須川天心の再起の真価! エストラーダ戦をトップ戦士はどう見た?

 WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級挑戦者決定戦、同級2位の那須川天心(27=帝拳)対元世界2階級制覇王者で同級1位のファン・フランシスコ・エストラーダ(35=メキシコ)が11日、両国国技館で開催された「Prime Video Boxing 15」のメインイベントで行われた。

 昨年11月、格闘技人生で初黒星を喫した那須川にとって、再起と世界再挑戦を懸けた大一番。対するエストラーダは、長年にわたり世界戦線で実績を築いてきた技巧派のベテランであり、現在の実力を測る上でこれ以上ない試金石となった。

 注目の一戦には、元世界王者やトップランカーらもリングサイドに集結。日本ボクシング界の未来を占う一戦を、彼らはどのように見たのか。トップ戦士たちのリアルな声から、この試合の本質に迫った。
内山高志氏(KOD LAB会長)
■元WBA世界Sフェザー級スーパー王者
「序盤から天心がやりにくい距離にして、入ってきたところを下がって、下がったところにパンパン打ってという感じで。エストラーダに何もさせなかった。(エストラーダは)5ラウンドから攻勢を強めてきたが、すぐに対応していた。一発で効かせる左ストレートもあったし、今までになかった感じを見せた。接近戦で引かなかったので、エストラーダは心が折れた。引かなかったからこそ、的確にパンチを当てることができた。拓真と井岡の勝者に挑戦だが、どっちが勝っても面白い試合になる」
ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
■前WBA世界フライ級王者
「前戦に比べて、(天心選手は)ジャブで止めているし、パンチの抜けもなかった。4ラウンド終了時の公開採点のスコアは意外だった。それでも、見えない角度からのアッパーを繰り返していて、エストラーダ選手は、さらにやりにくくなっていた印象です。エストラーダ選手は、思っていた以上に足が動いていなかった。前回、拓真(井上拓真=大橋)が崩しにいったのもあるが、今日の天心選手は、コンビネーションを当てられても(体も心も)崩れなかった。そこが大きかった」
阿部麗也(KG大和)
■IBF世界フェザー級7位
「天心選手は、いつも以上に慎重な立ち上がりで、エストラーダも3R〜4Rくらいから少しずつ距離が近くなって、一筋縄ではいかないかなと思いましたが、ボディを嫌がってからは腹に顔、要所要所でアッパーも入れて、完全に天心選手のペースになりましたね! 再起戦でエストラーダを相手にこの勝ち方はさすがです!」
木谷陸(KG大和)
■日本Sフェザー級3位
「再起戦ということもあって天心選手は、慎重な立ち上がりでしたが、徐々に弱らせて最後は相手の心を折りフィニッシュ! 会場も入場から大盛り上がりでやっぱりスター性があってカッコいいなと思いました! あと、メキシカン好きとしてはエストラーダ選手を生で見ることができただけで幸せでした!」
三浦隆司氏
■元WBC世界Sフェザー級王者
「那須川選手の試合素晴らしかったです。自分からペースを作っていました。パンチの質も今までより強いものでしたし、ボディーブローがとても良かったですね。それを活かすための右の使い方がとても上手くなったと感じました。外からのジャブとスナップを効かせた内から入れるジャブが良かったですし、攻める時も右を使いながら追いかけているのもすごい成長を感じました。世界チャンピオンになるのを楽しみにしています!」

阿部 麗也選手の関連情報


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