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IBF世界バンタム級王者アブネル・マレス(メキシコ/米)が王座を返上、スター選手が鎬を削るスーパーバンタム級に転向して2階級制覇を狙うことになった。
マレスがIBF王座を返上する直接のきっかけは、ブシ・マリンガ(南ア)との指名試合を放送する予定のテレビ局ショータイムが「NO」と言ったことだった。マリンガの知名度不足を理由に却下したのである。こうした事情も重なり、もともとバンタム級で減量に苦しんでいたマレスはメリットの見えないマリンガ戦とベルトを捨て、上のクラスへの転向を決めたことになる。「いま私は重要な位置にいるので、これからも最高のものを求めていきたいんだ。マリンガを悪く言うつもりはないけれど、122ポンド(スーパーバンタム級)の方により多くの魅力を感じている」とマレスは話す。
次戦は4月21日にメキシコシティで予定されている。現在は米国カリフォルニア州レイクウッド在住にマレスだが、生まれたメキシコのグアダラハラで、国籍もメキシコのまま。しかし、05年のプロデビューから24戦(23勝13KO1分)はすべて米国内で行っており、これが初の故国での試合となる。
対戦相手に関してゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は、元世界王者のエリック・モレル(プエルトリコ)、クリスチャン・ミハレス(メキシコ)、そして昨年11月にフェルナンド・モンティエル(メキシコ)を破ったビクトル・テラサス(メキシコ)の3人を候補に挙げている。
マレスの参入でさらに厚みを増すスーパーバンタム級トップ戦線だが、ドネア、アルセ、リゴンドーらがトップランク社傘下ということを考えると、彼らと絡んだスーパーファイト実現はすぐにというわけにはいきそうもない。
次戦は4月21日にメキシコシティで予定されている。現在は米国カリフォルニア州レイクウッド在住にマレスだが、生まれたメキシコのグアダラハラで、国籍もメキシコのまま。しかし、05年のプロデビューから24戦(23勝13KO1分)はすべて米国内で行っており、これが初の故国での試合となる。
対戦相手に関してゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は、元世界王者のエリック・モレル(プエルトリコ)、クリスチャン・ミハレス(メキシコ)、そして昨年11月にフェルナンド・モンティエル(メキシコ)を破ったビクトル・テラサス(メキシコ)の3人を候補に挙げている。
マレスの参入でさらに厚みを増すスーパーバンタム級トップ戦線だが、ドネア、アルセ、リゴンドーらがトップランク社傘下ということを考えると、彼らと絡んだスーパーファイト実現はすぐにというわけにはいきそうもない。