ヌドゥロブはマセブラと再戦

　両者は10年9月、IBF挑戦者決定戦として拳を交え、そのときはヌドゥロブが2対1の12回判定勝ちを収めている。ヌドゥロブは次戦で王者スティーブ・モリター(カナダ)を攻略、王座を獲得した。これが2度目の防衛戦となる。戦績は39戦33勝(18KO)6敗。34歳。
　一方のマセブラは32歳。09年4月、パナマで当時のWBA&IBF同級王者セレスティーノ・カバジェロ(パナマ)に2対1の判定負けを喫して以来2度目の世界挑戦となる。戦績は30戦25勝(14KO)3敗2分。
　スーパーバンタム級はWBC王者の西岡利晃(帝拳)やWBO新王者ノニト・ドネア(比/米)、それにWBA王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)、さらにはバンタム級のWBO王者ホルへ・アルセ(メキシコ)らの頂上決戦が話題になっているが、IBF王者ヌドゥロブだけは別路線を行っている。
　なお、ヌドゥロブ対マセブラと同じ興行では、ニコシナチ・ジョイ(南ア)対高山勝成のIBF世界ミニマム級タイトルマッチも行われることになっている。