クルーザー級王座統一戦ラミレスvsドルティコス前日計量

　クルーザー級リミット90.7kgを、王者ラミレスは100gアンダーの90.6kgでクリア。指名挑戦者ドルティコスは、700g少ない90.0kgをマークした。

　ラミレスは昨年3月、アルセン・グラミリアン(37=フランス)に判定勝利してWBA王座を獲得。その後、同年11月にはWBO王者クリス・ビラム=スミス(34=英)との王者対決を制し、判定勝利で統一王者となった。

　一方の元王者ドルティコスは、2020年9月にマイリス・ブリエディス(40=ラトビア)に判定で敗れて以来の世界戦。再起後は、年に1回ほどのペースで戦い3勝(3KO)。約1年ぶりの試合が統一王座への挑戦となる。

　直近では、元総合格闘技の王者たちとの試合などを行い、全盛期の輝きは失われているチャベスJr.。対するYouTuberのポールは、昨年11月に元3団体統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(58=米)と対戦。物議を醸すも、Netflixで記録的な視聴数とゲート収入を稼ぎ出した。試合はメインイベントで行われる。