浪速乃弁慶が再始動!!

　昨年12月7日、フライ級に続き亀田大毅(亀田)は"世界2階級制覇"を懸け、WBA世界スーパーフライ級王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)に挑み、フルラウンドを戦い抜くも無念の判定負けで涙を呑んだ。
　しかし敗戦から1ヶ月、新たな年を迎えた"浪速乃弁慶"が都内・亀田ジムで会見を開いた!!

　会見は12時からの予定であったが、亀田大毅は5分程遅れてジムに姿を現し、集まった報道陣に対し現在の心境を語り「燃えている!!次の試合に向けて頑張っていく。去年は試合が終わって気分的にね…。負けているし。でも俺は明るいから(笑)。もう大丈夫!!」と笑顔を見せた。
　テーパリット戦を観たかと問われ大毅は「全部は観ていない。部分的にビデオで観たが、ちょっとムキになっていた。あとは"勝つ!!"ボクシングを入れられれば。そうすれば俺はもっと強くなる!!上手く説明できないけど"何か"を掴んだし」とステップアップを誓い、改めて2011年を振り返り「出だしは良かった。もう少しのところまで来ていたが"あと一歩"の1年だった。でも俺は主人公じゃないから(笑)。名脇役だから!!」と笑いを誘った。

　2012年の目標を尋ねられ大毅は「やっぱり"世界2階級制覇"しかない!!俺は一波乱あり、それを乗り越え勝つのが良いんちゃうかな」と改めて世界奪取を宣言。
　そして今日1月6日は大毅の誕生日であり、23歳の意気込みを求められ「今後は変わらないといけない。一戦一戦頑張り"世界2階級制覇"が最大の目標。もう俺は負けたらアカン!!」と力強く語り"浪速乃弁慶"は再び走り始めた。

　公開練習ではシャドーボクシング・ミット打ちを各1ラウンドで切り上げると、亀田家恒例バースデーケーキを前にしての"記念撮影タイム"となり、多くのフラッシュを浴びて23歳・亀田大毅は満面の笑みを浮かべた。

　大毅はテーパリット敗戦でタイトル戦線から一歩後退した感はあるが、負けて"何か"を掴んだ"浪速乃弁慶"が2012年は主役となり、リングにかけ上がる姿に期待したい!!