[試合後談話]2025.4.13
六島ジムのドラフト1位ルーキーがすごい!
アマチュア全日本選手権優勝の実績を持つ中山慧大(なかやま・けいた/22=六島)が13日)、大阪市立住吉区民センターで開催された「コスメフェリーチェ株式会社 presents You will be the Champion 22」54.0kg契約6回戦で、キム・ジヨン(27=韓国)を相手にデビュー戦に臨んだ。
関西の名門・六島ジムが期待を寄せる中山が評判通りの強さを見せた!
初回、わずか1分で決着がついた試合。しかし、中山のパフォーマンスは会場を納得させるものだった。打ち下ろしの右ストレートを痛打した中山は、上下に打ち分けダウンを先取。再開後、パンチをまとめてフィニッシュに持ち込んだた。インパクトのあるKO劇に、会場はどよめきに包まれた。
リング上でフラッシュインタビューに応じた中山は、「緊張したが、楽しく戦うことができた。(ダウンにつながった)右ストレートは感触があった」と感想を語ると、「佐賀と言えば、呼子のイカ、佐賀牛、中山慧大と言われるように頑張ります」と地元・佐賀県をアピールした。
中山は「8オンスのグローブは当たったら倒すこともできるが、倒れるリスクもあるので、冷静にもらわないことを意識した」と話すと、「まずは日本ランキング入りを目指す」とバンタム級での飛躍を誓った。
同じジムの先輩で、IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級王者の西田凌佑(28=六島)のスパーリングパートナーを努めたことがきっかけで、六島ジム入りした中山。大型ルーキーの今後が楽しみだ!
一方、圧倒されたキムは、「最初の右ストレートで効いてしまった。相手が強かった」と声を絞り出した。
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