[前日計量]2025.1.31
松本流星と岡田真虎が目を合わせずピリピリ!
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日本ミニマム級タイトルマッチの前日計量が31日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で行われ、王者の松本流星(26=帝拳)と同級1位の岡田真虎(30=JB SPORTS)が計量に臨んだ。
試合は明日(1日)、後楽園ホールで開催される「第29回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナルで行われ、王者が最強挑戦者を迎え撃つ毎年恒例のイベント「チャンピオンカーニバル」の開幕戦となる。
計量後のツーショット撮影が終わると、2人とも目を合わせずサッと距離を置き、決戦に向けて静かに闘志を燃やした。
初防衛戦に臨む松本は、ミニマム級リミットを100g下回る47.5kgでクリア。前戦より30ラウンド増やし、合計130ラウンドのスパーリングで仕上げた松本は、「(実践練習を)やればいいというものではないが、練習の質も上がった。体調を崩さず良く仕上がったと思う」と、万全のコンディションに自信を示した。
1月24日(金)に有明アリーナで行われたWBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチ(小林豪己vs高田勇仁)は配信で観戦した。「高田選手がこの階級で一つ抜けたが、自分もそこに食い込めるように、明日は内容を見せる。世界を獲っている選手は、丁寧に確実に勝っている。一番の敵は自分。自分に勝てれば、自ずと岡田選手に勝てる」と意気込んだ。
タイトル初挑戦の岡田も100gアンダーの47.5kgで秤を降りた。「一昨日、整えてきた」と、髪の色を蛍光イエローにカラーリングして笑顔を見せた。
松本の試合はリングサイドで観戦したようで、「強かった」とだけ言うと、「理想は自分だけがパンチを当てる展開だが、そうはならないでしょう。苦しい展開になることも覚悟している。この日のために毎日過ごしてきた。明日、答え合わせができる。試合が楽しみ」と、一世一代の大勝負に胸を躍らせた。
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