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[試合後談話]2024.12.15

衝撃は突然! OPBF東洋太平洋バンタム暫定王座戦!

 OPBF東洋太平洋バンタム級13位のデカナルド闘凜生(28=六島)が15日、大阪・住吉スポーツセンターで開催された「U-NEXT BOXING」において、同級1位のケネース・ラバー(フィリピン)とOPBF東洋太平洋暫定王座の座を争った。

 六島ジム最古参として覚悟のリングに上がったデカナルドが、ベルトを奪うことができたのかーー。
ラバー(比国)が58秒KO勝ち!
 サウスポー・ラバーがキレ味鋭い左ストレートで襲い掛かると、攻撃の手を緩めず左ストレートから右フックを叩きつけてダウンを演出。なんとか立ち上がったデカナルドだったが、ダメージが深くレフェリーストップとなった。持ち前の攻撃力をいかんなく発揮したラバーがOPBF暫定王者に就いた。
「ダウンを奪った右フックは手応えがあった」
 タイトル獲得に成功したラバーは「左を当てていく作戦で、最初から倒しに行くつもりだった。(ダウンを奪った後は)立ち上がってきたら、とどめをさすつもりだった」と圧勝劇に胸を張った。
「西田凌佑と戦いたい」
 今後の目標を聞かれたラバーは、「もちろん世界チャンピオン。一番戦いたいのは西田だよ」とこの日、メインイベントで初防衛に成功したIBF世界バンタム級王者の西田凌佑(28=六島)を第1ターゲットに掲げた。
「後半勝負だったが…」
 一方、ショッキングなKO負けを喫したデカナルドは「後半勝負の作戦だったが、何もできなかった。頭が真っ白になってしまった」と肩を落とした。

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