西田凌佑vsアヌチャイ・ドーンスア! 技術戦に期待!

　IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級タイトルマッチ、王者の西田凌佑(28=六島)対同級14位のアヌチャイ・ドーンスア(28=タイ)の当日計量が15日、ホテル日航大阪で行われ、西田は58.0kg、アヌチャイは57.0kgでクリアした。

　IBFでは、独自のルールが設けられており、前日計量から当日の朝まで10ポンド(約4.5kg)までしか増量を認められていない。

　バンタム級注目の一戦は、本日(15日)、大阪・住吉スポーツセンターで開催される「U-NEXT BOXING」のメインイベントで行われる。第一試合からスタートするU-NEXTのライブ配信は15時15分より。

　計量後は、毎回恒例となっている鰻を食べて体力の回復に努めた。変えたのは水分の採り方だ。これまではポカリスエットを飲んでいたが、「糖分が多く前戦、『足がつった原因かもしれない』とアドバイスを受けて」。OS1(経口補水液)を口にした。

　西田は「今のところ、すごく調子が良い。しかし、まったく気は緩めてはいない。良いところを見せようとはせず、自分のボクシングを貫いて圧倒する」と今夜の決戦に向けて気持ちを高めた。

　今年5月の感動の戴冠劇から約7ヶ月、西田が進化した姿を見せて師走の大阪を盛り上げる! 決戦の舞台は大阪・住吉スポーツセンター!

　一方、挑戦者のアヌチャイはズボンを履いたまま、秤に乗って当日計量をクリアした。