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[ニュース]2011.12.11

メキシコW世界戦で2王者誕生

 10日(日本時間11日)、メキシコのテピックでは2階級のWBA暫定王座決定戦が行われた。スーパーフライ級はホセ・サルガド(メキシコ)対リボリオ・ソリス(ベネズエラ)、スーパーライト級はフェルナンド・カスタネダ(メキシコ)対ヨハン・ペレス(ベネズエラ)のカード。
○リボリオ・ソリス(ベネズエラ)
 12回判定(2-1)
●ホセ・サルガド(メキシコ)

○ヨハン・ペレス(ベネズエラ)
 4回TKO
●フェルナンド・カスタネダ(メキシコ)

 メキシコのファンは同時にふたりの新暫定王者誕生を期待したのだろうが、その思いは空振りに終わった。
 ソリス対サルガドはジャッジ三者とも117対111の採点だったものの2対1に割れ、ソリスが新暫定王者に認定された。このクラスのWBA王者は先日、亀田大毅(亀田)を退けたテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)で、休養王者として清水智信(金子)もいる。17戦13勝(7KO)3敗1分の29歳、ペレスは「第三の王者」ということになる。22歳のサルガドは29戦27勝(24KO)2敗。連続KO勝ちは8でストップした。
 また、スーパーライト級の暫定王座決定戦はペレスが4回TKO勝ち、これまた新王者となった。28歳のペレスは17戦15勝(12KO)1分1無効試合。

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