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WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者のユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)が13日、東京・有明アリーナで開催された「Prime Video Boxing 10」のDAY1で同級8位のタナンチャイ・チャルンパック(24=タイ)を迎えて2度目の防衛戦に臨んだ。
盛り上がりを見せてきたフライ級の頂点に君臨する阿久井が、タイの新鋭タナンチャイと対峙した。
盛り上がりを見せてきたフライ級の頂点に君臨する阿久井が、タイの新鋭タナンチャイと対峙した。
王座防衛に成功!
初回から阿久井はガードを固めて、的確なジャブで制空権を奪うと、早々にプレスを開始。ポイントを次々と狙った。距離を掴みきれないタナンチャイだが、試合の折り返しを過ぎると、おかまいなしと手数を振るう回が増えた。ノラリクラリとポイントを奪い返しにかかったが、阿久井も磐石の構えを崩さず。最終回まで徹底したボクシングを貫いた。判定が割れたものの、阿久井が防衛に成功した。
「やりにくかった」
無事、防衛を果たした阿久井だったが、会見場には固い表情で現れ、「すっきり勝っていないので、やりきれない気持ち」と表情を曇らせた。相手のタナンチャイ選手について「上手かった。ジャブの後、うまくいなしてくるなど、身のこなしが上手いと思った。あとはリズムが遅かったり、頭をつけて低くきたのも、やりにくかった要因のひとつ」と印象を語った。
「もう少ししつこくジャブを出してほしかった」守安竜也会長
倉敷守安ジムの守安竜也会長は「ジャブから右がつながらなかった。もう少し、しつこくジャブを出せたら」と、愛弟子のV2防衛に注文をつけた。
判定について、1者がタナンチャイにつけたことを問われると阿久井は「相手に付いてもおかしくない内容だった」と振り返った。そして、「思ったよりも動きがつなげられなかった」と反省の弁を述べ、今のままでは、今後のことははっきりと言えない。向上していけるように日々精進する」と言葉少なに語り、会見を終わらせた。
判定について、1者がタナンチャイにつけたことを問われると阿久井は「相手に付いてもおかしくない内容だった」と振り返った。そして、「思ったよりも動きがつなげられなかった」と反省の弁を述べ、今のままでは、今後のことははっきりと言えない。向上していけるように日々精進する」と言葉少なに語り、会見を終わらせた。
ナンチャイ・チャルンパック(タイ)
一方、ベルトを奪うことができなかったタナンチャイは、ダメージが深く会見をキャンセルした。
採点表