横浜光ジム関会長死去

　6日、横浜光ジム・関光徳会長が神奈川県・済生会横浜市東部病院で10時52分、くも膜下出血により死去した。享年67歳。3日夜に倒れた関会長は、同病院の集中治療室に運ばれたが遂に意識が戻ることはなかった。
　関会長は1958年12月にプロデビュー。ボクシングブームに沸いた60年代、サウスポーのハードパンチャーとして高い人気を誇った。得意の左ストレートは「名刀村正」と呼ばれ、数多くのKOでファンを魅了。62年には東洋太平洋フェザー級タイトルを獲得し、12度の防衛に成功した。世界タイトルには5度挑戦するが、遂に王座を獲得することが出来ず。生涯戦績は73戦61勝(35KO)11敗1分だった。
　引退後は新和セキジムを設立し、後に横浜光ジム会長に就任。2人の世界チャンピオン畑山隆則、新井田豊を輩出した。