試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
7日、後楽園ホール初の世界ユース戦となるWBCユース世界ライト級王座決定10回戦が、タイ人選手ノン・オーベンジャマッドと日本フェザー級11位・渡邉卓也(青木)の間で争われた。
23歳以下に出場資格が与えられるWBCユース世界王座は、今年に入り日本ボクシングコミッションが認可。メキシコで獲得したバンタム級の亀田和毅(亀田)をはじめ、7月には黒木優子(関)が女子初のアトム級ユース王座を手にしている。
23歳以下に出場資格が与えられるWBCユース世界王座は、今年に入り日本ボクシングコミッションが認可。メキシコで獲得したバンタム級の亀田和毅(亀田)をはじめ、7月には黒木優子(関)が女子初のアトム級ユース王座を手にしている。
5回のダウンシーン
2階級上げての出場となった22歳の渡邉は、タイトル初挑戦ながら序盤からハードパンチャーを相手に距離とリズムを掴むと、5回に右アッパーを綺麗に入れダウンを先制。その後も冷静に右ストレート・左ボディで攻め続け、7回にはワンツーを合わせてダウンを追加。これでノンに10カウントを聞かせた渡邉が、見事KO勝ちを収めた。
拡大写真
試合後、「あそこまで気持ち良く決まったのは初めて」と話した渡邉は、初のタイトル獲得に安堵の表情を見せ「今後はベルトを守り、日本ランカーとして国内のトップを狙いたい!」と言葉を弾ませていた。
試合後の渡邉
一時は不調が続いた渡邉だが、日本ランク入り後は連勝記録も4に伸ばし、晴れて国内3選手目のユース王座戴冠となった。
拡大写真