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[ニュース]2011.12.4

B級ダブル世界戦の行方は?

 3日(日本時間4日)、米国カリフォルニア州アナハイムではバンタム級のダブル世界戦が行われた。IBFは王者アブネル・マレス(メキシコ/米)に前王者ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)が挑戦。WBAはスーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)にビック・ダルチニャン(アルメニア/豪)が3階級制覇をかけて挑んだ。
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○アブネル・マレス(メキシコ/米)
 12回判定(3-0)
●ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)

○アンセルモ・モレノ(パナマ)
 12回判定(3-0)
●ビック・ダルチニャン(アルメニア/豪)
アブネル・マレス
 ノニト・ドネア(比)がWBC、WBO両王座を返上、山中慎介(帝拳)がWBC王座を引き継ぎ、ホルヘ・アルセ(メキシコ)がWBO王座についたバンタム級トップ戦線。12月7日には亀田興毅(亀田)がWBAのレギュラー王座の防衛戦に臨むが、その前にIBF、WBA(スーパー)両王座のタイトル戦が行われた。
 マレスとアグベコは今年8月の初戦で接戦を演じ、物議をかもす小差の判定勝ちでマレスがIBF新王者になっている。マレスのローブローを再三にわたってレフェリーが見落とし、あげくダウンの裁定を巡って紛糾するという荒れた試合だった。それを受けてのダイレクト・リマッチだったが、マレスが大差の判定で返り討ちにした。2回、マレスはアグベコのパンチで右目上をカットするハンディキャップを負ったが、着実にポイントは積み重ねていった。中盤過ぎには出血が激しくなったが、マレスの攻勢は変わらなかった。 11回、マレスはアッパーをヒットしてタフなアグベコを窮地に陥れたが、ダウンに結びつけることはできなかった。
 採点は三者とも118対110の大差だった。マレスは山中との対戦候補としてリストアップされている一方、本人はスター選手が揃うスーパーバンタム級への転向もほのめかしている。24戦23勝(13KO)1分。アグベコは32戦28勝(22KO)4敗。  
ダルチニャン(左)vsモレノ(右)
 相手の攻撃を無効にしてしまうことから「幽霊」と呼ばれるモレノと、ダイナミックな攻撃ボクシングを身上とする「レイジングブル」(怒れる牡牛)ダルチニャン。好対照の戦闘スタイルを持つサウスポー同士の組み合わせだったが、モレノの技術が勝る結果となった。  
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 ダルチニャンは前に出るものの思ったようにパンチをヒットできず、フラストレーションの溜まる展開に痺れを切らし、4回には王者を投げ飛ばしてしまった。1点のペナルティーを受けたが、かえってこれで流れが決定的なものになってしまった。ダルチニャンはモレノの術中にはまったまま12回を戦い終えることとなった。  
アンセルモ・モレノ
9度目の防衛に成功した26歳のモレノは34戦32勝(11KO)1敗1分。3階級制覇に失敗のダルチニャンは42戦37勝(27KO)4敗1分。

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