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[ニュース]2011.12.4

強打VSタフネス、アジア最強は!

 3日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」は、東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチがメインイベントを締めくくった。
 王者"WiseGuy"赤穂亮(横浜光)は拳の怪我も完治し、約7ヶ月振りの復帰戦がタイトル初防衛戦となり、東洋太平洋同級1位"坂田二世"白石豊土(協栄)を迎え撃った!!
 果たしてスーパーフライ級を超越した赤穂の"強打"が炸裂したのか。それとも白石が"タフネス"を発揮し、アジア最強を手にしたのか…。
赤穂、初防衛に成功!
 序盤から挑戦者・白石が"タフネス"を活かした手数のボクシングで攻め込み、王者・赤穂をロープに背負わせる。しかし王者も押し切られず、持ち味である"強打"の左ボディ・ワンツーで挑戦者を突き刺すと、3ラウンドには右ストレートで白石の眉間上部を切り裂く。ここから両者は意地とプライドを懸けた打撃戦を繰り広げるも、白石の眉間上部の傷はラウンドを重ねる度に赤穂のパンチで悪化していく。そして9ラウンド、赤穂が左ボディから左フック・右ストレートで白石の顔面を打ち抜くと、堪らずレフェリーが割って入った。
試合後の白石
 タイトル初挑戦も善戦及ばず、王座に手が届かなかった白石は「我慢できると思ったが、見栄えが悪すぎた。出血はしていたが、パンチは見えていた。後半に勝負したかった」と試合を振り返り、再びタイトルを目指すかと尋ねられ「ここで終われない。僕はまだまだ諦めません!!」と"坂田二世"は前を向いた。
拡大写真
 一方、タイトル初防衛も豪快KOとはならず、王者・赤穂は控室に戻るなり、持ち受けた報道陣に対し「会見しないと駄目ですよね?」と照れたように笑って見せた。
 改めて試合を振り返り赤穂は「カットはパンチでした。右ストレートの"切れ"でいったと思う。額の傷でいつかストップになると思い戦ってしまった。今日の試合は楽しくなかった。この7ヶ月、俺は何をやっていたんだろうと。チャンピオンとして引き出しが少なすぎる。相手に付き合いすぎた…」と"WiseGuy"らしい威勢の良いコメントは飛び出さなかった。
 ここで挑戦者・白石が控室に訪れ「チャンピオン、今日は完敗でした。ありがとうございました!!」と頭を下げ握手を求めると、赤穂は「強かった。本当に白石選手は強かった」と抱き寄せ互いに健闘を称え合い、記念撮影に納まった。
健闘を称えあう両雄
 白石が退室後、今後は世界を狙うのかと質問され赤穂は「こんな戦いをしていたら世界なんて口にできない。周りに認めてもらえるよう、自分自身をもっと高めて行かないと。まだまだ世界挑戦には力不足です」と語り、東洋王者としてレベルアップが必要とした。
 最後にボクシングモバイルのインタビューで応えた"ファンや関係者を裏切る戦い"はできたかと赤穂に尋ねると「できませんでした。だけど倒せなくても勝とう思う戦いはできた。もっと豪快なファイトを観せたかった」と語り、再出発を誓った。
拡大写真
 王座決定戦を再現するような強打炸裂とはならず、最後まで反省仕切りの王者・赤穂であったが、獲るよりも難しいと言われる初防衛戦をクリアした意味は大きい。
 "WiseGuy"赤穂亮は東洋太平洋スーパーフライ級王者として、2012年は"世界"へ向け新たな一歩を踏み出す!!

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