試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
30日、後楽園ホールで開催された『G-Legend4』で東洋太平洋女子ライトフライ級タイトルマッチ・王者・柴田直子(ワールドスポーツジム)vs同級4位・小田美佳(宮田)の一戦が行われた。
試合は積極的に攻め込む小田に対し、初防衛戦の柴田も的確に右を合わせ、序盤からストレート・フックを打ち合う展開となった。
試合は積極的に攻め込む小田に対し、初防衛戦の柴田も的確に右を合わせ、序盤からストレート・フックを打ち合う展開となった。
拡大写真
しかし中盤以降、王者・柴田が距離を掴むとストレート・ボディ・アッパーで主導権を引き寄せ、途中採点でもリードを広げた。
柴田、初防衛に成功
小田は気持ちを切らさず最後まで前に出続けたが、判定3-0(97-93,97-93,97-94)で王座奪取ならず。柴田が初防衛に成功した。
小田と柴田
試合後、敗れた小田は「出だしは良かったが、あとはグダグダ。やはり王者は巧い。チャンスがあればリベンジしたい」とコメント。この後、王者とスパーリングでも手合わせの多い小田は、柴田の控え室に出向き健闘を称えあっていた。
試合後の柴田
その柴田は「追われる側の立場で緊張感が違った。点数を付ければ20〜30点。小田選手が前に出ることは分かっていたのに、気をつけていたガードが下がってしまった。次はもうチョッとチャンピオンらしく戦いたい」と反省気味。今後の目標については、「世界は自分が納得できるようになったら狙いたい」と語り、当面は東洋の防衛を重ねていきたいとした。
拡大写真