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[ニュース]2011.11.23

黒田、まさかのダウン!!

 23日、川崎市どどろきアリーナで開催された「HOPEFUL FIGHT Vol.9」のメインイベントでは、日本ライトフライ級王者"壊し屋"黒田雅之(川崎新田)が、日本同級10位"若獅子"山口隼人(10COUNT)を挑戦者に迎え撃ち、2度目の防衛戦が行われた。
黒田ダウン!
 序盤、挑戦者・山口は素早い出入りからワンツー・右クロスを浴びせ主導権を握ると、4回にはワンツーで王者・黒田に膝をつかせポイントでリードを奪う。中盤まで山口はフットワークを駆使して圧力を凌ぐが、7回に黒田の左ボディで後退を余儀なくされる。ここから黒田は右ストレート・左ボディを山口に浴びせポイントを取り返していく。ジャッジ1者は94-95で挑戦者・山口を指示するも、ジャッジ2者は96-94・97-94で王者・黒田に軍配を挙げた。黒田は4回にダウンを奪われ苦しい戦いになるも、日本ライトフライ級王座V2防衛を成し遂げた!
涙の山口
 僅差判定で王座奪取に失敗した挑戦者・山口は「終わった時は王者になれたと思った。中盤はボディで取られたが、後半は僕が取っていたと思う。判定には納得できない!」と控室で不満の表情を浮かべるが、続けて「相手の土俵で戦わないよう作戦通りにできた。やれるボクシングは全部出し切った。得意の右カウンターも当たっていたが、ダウンを取ったところで詰め切れなかった」と冷静に試合を振り返った。
 最後に山口は「初黒星で悔しい…。応援してくれた皆さんに申し訳ない。もし次のチャンスがあれば、必ず僕はチャンピオンになる!」と決意のコメントで前を向いた。
防衛にも喜びなし
 一方、初防衛戦に続き薄氷のV2防衛に王者・黒田は控室で会見を開くが「ダウンしたあとの方が良い動きになった。あそこは反省点だし、追い込まれないと動き出さないのは駄目ですね。上は狙えない」と試合を振り返り、苦戦の試合展開に「もっとジャブを出して組み立てたかった。前回も"パッ"としなかったから、変な"色気"が出てしまった。勝ちに対する一生懸命さが足りなかった。死にもの狂いで戦えなかった。試合をした山口選手に申し訳ない」と表情を曇らせる。
拡大写真
 判定で勝てたと思ったかと質問され黒田は「分からなかった。ダウンの前にも足を使う戦いでポイントを取られていると思った。中盤からボディでコツコツ行けたが…。頭で理解していても身体がついて行かなかった。情けないですね」と膝の上に置かれたベルトに目を落とす。
黒田、王座死守
 黒田に"次"を見据えた戦いはできたかと尋ねると「全くできませんでした。次を見据えた戦いはできなかった。ボクモバのインタビューとは違う戦いになってしまいました(笑)。気負い過ぎました」と"壊し屋"は最後に笑顔を見せた。
 デビュー3戦目以来のダウンを喫するも、黒田雅之は強烈な圧力から左ボディ・右ストレートを軸とする戦いでダウンポイントを挽回し、日本ライトフライ級王座を守り抜いた。来年訪れる3度目の防衛戦、チャンピオンカーニバルのリングでは"壊し屋"の本領発揮となるのか注目したい!!

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