日本ユース王座戦が中止

　日本ユース・バンタム級タイトルマッチの前日計量が12日、愛知県刈谷市内で行われた。挑戦者の平井乃智(ひらい・だいち/22=石田)は、53.3kgでパスしたのに対し、王者の安西蓮(23=名古屋大橋)は55.4kgでクリアできず。日本ボクシングコミッション(JBC)のルールに基づき、契約体重(53.5kg)の3%以上の超過のため、その時点で計量失格となった。

　これにより、明日(13日)に刈谷市あいおいホールで開催される「株式会社サンコー Presents KNOCK OUT BOXING vol.6」のメインイベントは中止。村井貴裕(32=名古屋大橋)対二瓶竜弥(25=DANGAN郡山)をメインイベントに繰り上げて、興行自体は行われる。

　名古屋大橋ジムの大橋弘政会長は、「平井選手と関係者、お客様に大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。すべて私の責任です。メインイベントのタイトルマッチを中止にさせてしまい、信頼を失ってしまった。申し訳ございません」と深く謝罪した。

　大橋弘政会長によると、ドクターストップがかかった安西は、病院に搬送され点滴を打ち現在は回復しているという。