白銀ジムの精鋭が飛躍を誓う

　白銀ジム主催の「ボクサーズロード.1 能登半島地震チャリティ」が、3月3日(日)に福岡県福智町金田体育館で開催される。

　筑豊ジムでトレーナーを務めてきた白銀尊道(しろがね・たかみち)氏が、昨年8月にジムを創設。今回が第1回目の興行だ。自主興行を盛り上げるべく、選手たちが日々汗を流している。

　WBCアトム級シルバー王者の葉月さな(39=白銀)は、アトム級8回戦でジュダー・テップ・シティチェン(タイ)と対戦する。葉月は「世界に通じる試合をします!」とメインイベンターとしての自覚を示した。ここを勝って、3度目の世界挑戦につなげるつもりだ。

　4年1ヶ月ぶりにカムバックする濱島悠紀(28=白銀)は、68.0kg契約6回戦で日高健次(32=ウェスタン延岡)と拳を交える。濱島は「本気でチャンピオンになるために帰ってきたので、4年ぶりの復帰戦はしっかりKOで勝ちます!」と意気込んだ。

　C級ボクサーのキンノスケザファイタ(35=白銀)は、ベジータ石川(37=折尾)と60.0kg契約4回戦で対戦する。キンノスケは、「相手はB級(6回戦)で格上ですが、しっかりとKOで勝ちたい! 次戦は60kg契約戦なので、スーパーフェザー級でも行けるということを証明したい! 今回は、東京から遠く離れた田川の地での試合ですが、100人は来てくれると嬉しいですね。ライブ配信で、来れない人も見てくれているので、期待に応えられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と必勝を誓った。キンノスケは、毎回100枚以上のチケットを売ることで知られている。

　白銀会長は「今回の興行は選手も増えて、ジムとしても活気がでてきたので、選手のモチベーションを上げるため、地元を盛り上げるためにも、興行を開催しようと思いました! 白銀ジムとして第1回目興行なので、全勝を目指して地方でもやれるんだというような興行にしたいです! どんな相手にも怯まず立ち向かえるような気持ちの強い選手になってほしい!」と期待を寄せた。