興毅、25歳の決意表明!!

　17日、都内・亀田ジムにおいて、WBA世界バンタム級王者"浪速乃闘拳"亀田興毅が報道陣を招き、囲み会見を開いた。

　亀田興毅にとって11月17日は25回目の誕生日であり、その記念すべき日に"浪速乃闘拳"が今後のボクサー人生における指針表明を行った。
　まず最初に興毅が「25歳になりました!日本人の平均寿命が75歳と言われているから、人生の三分の一が過ぎたことになる(笑)。凄いスピードで走ってきた。良いことも悪いこともあったが、自分の中では満足している(笑)。ここで気持ちを切り替え、もう一度原点に振り返り、見つめ直すじゃないが…。25歳となり、人間として"分厚く"成長しないとアカンなって感じています!」と誕生日の挨拶となった。

　続けてTBSが代表質問として"プロとなり3階級制覇はイメージできていたか"と尋ねられ興毅は「当然、イメージして戦ってきた!ザックリと"夢"って考えるのではなく、俺は"10代で世界を獲る!"と誓いボクシングを始めた。そして"25歳までに世界3階制覇!"とイメージして戦ってきた」とここまでのボクシング人生を振り返り、そして「30歳までに"世界5階級制覇"をしたいが、これが一番難しい(笑)。でも30歳で5階級を達成したら、俺は笑って"引退"できれば良いかな」と今後の"夢"を語った。

　改めて興毅は「ボクシングで一つの"夢"を叶えた。これからはより良い大人になりたい。ダラダラとボクシングを続けても意味がない。27、8歳までには"世界4階級制覇"を実現させ、30歳になるまで全力で走り続けたい!」と25歳の決表明。

　最後に自他共に認める"メロンパン好き"の興毅はみずから「25歳の記念に頭をメロンパン模様にカットを入れようか!」と宣言し、公開断髪ならぬ公開メロンパンカットで亀田ジムスタッフにバリカンでラインを入れさせ、集まった報道陣に亀田"メロンパン"興毅を披露し、満面の笑顔を見せた。