田中恒成! 両国国技館で世界4階級制覇を目指す!

　「Prime Video Presents Live Boxing 第7弾」の前日計量が23日、都内の東京ドームホテルで行われた。日本人3人目となる4階級制覇に向けてWBO世界スーパーフライ級王座決定戦に臨む同級1位の田中恒成(28=畑中)と、同級2位のクリスチャン・エドゥアルド・バカセグア(26=メキシコ)が計量を終えた。

　52.0kgで計量をクリアした田中は、「コンディション、バッチシです」と笑顔を見せた。バカセグアに関しては「めっちゃ打たれ強いので、激しい試合になる。相手がダウンしたことがないとかは、関係なく、KOで勝ちたいから倒して勝つ」と意気込みを語った。

　念願の世界4階級制覇が懸かった王座決定戦を明日迎えることに、「3年半ぶり。やっと世界戦ができる。久々だな」と気持ちを高めた。

　明日の試合会場は、2021年に開催された東京五輪で、兄の亮明さんがボクシング競技で銅メダルを獲得した両国国技館。「兄もあそこでメダルを獲り、自分には特別な4階級制覇に挑戦する、僕たち兄弟にとって忘れられない場所」。大一番に向けて、舞台は整った。

　田中と同様に52.0kgで計量を一発クリアしたバカセグア。試合では、黒のグローブを着用する。田中のグローブは、シルバーとグリーンのストライプ。

■検診結果

田中恒成(畑中)

体温: 36.3℃

脈拍: 73/min

血圧: 112/82 Hgmm

 

クリスチャン・バカセグア(メキシコ)

体温: 36.2℃

脈拍: 46/min

血圧: 121/78 Hgmm

■試合オフィシャル

レフェリー: ベンス・コバックス(ハンガリー)

ジャッジ: ドナルド・トレーラ(米国)

ジャッジ: パトリック・ラッセル(米国)

ジャッジ: スラット・ソイカラチャン(タイ)

立会人: レオン・パノンシロ(米国)