井岡&宮崎、東京スパーツアー!

　14日、関西ボクシング界を代表する井岡ジムの"Big2"、WBC世界ミニマム王者・井岡一翔と東洋太平洋ライトフライ級王者・宮崎亮が、都内・角海老宝石ジムにおいて"極秘"スパーリングを実施、その拳に磨きを掛けた!!
　ボクシングモバイルでは、井岡&宮崎の東京スパーツアーを直撃した!

　まず最初に東洋太平洋ライトフライ級"無敗の王者"宮崎亮がリングに上がり、角海老ジムのフライ級・塩澤直紀と5ラウンドのスパーを行った。
　東洋王者と拳を交えるチャンスに塩澤は、積極的にプレスからワンツー・左ボディで前に出るが、宮崎は巧みなブロック・スウェーで翻弄、鋭いジャブで仰け反らせリズム良く右ストレート・左ボディを突き刺した。最終ラウンドでは、宮崎みずからノーガードで打ち合いを楽しむ場面も見られた。

　スパー終了後、宮崎は「10月2日に防衛戦が終わり、今日が初スパー。これから大晦日に向け上げて行きます。東京のジムは活気があって凄いですね!」と笑顔を見せ、最後に「僕は全国で愛されるボクサーになりたい。東京が大好きです(笑)。モバイルを観たボクシングファンの皆さん!宮崎亮の応援をお願いします!」と東京のボクシングファンにメッセージを送った。

　続けてWBC世界ミニマム王者"Golden Boy"井岡一翔は、2階級上となる東洋太平洋フライ級10位ウォーズ・カツマタ(勝又)と、1階級上の日本ライトフライ級5位・大内淳雅(角海老)の2選手と合計9ラウンドのスパーで汗を流した。
　ウォーズと5ラウンドのスパーでは、ジャブを積極的に刺し合う展開から井岡が左ボディ・右アッパーを打ち込めば、ウォーズも左フック・右ストレートで応戦。井岡はフライ級のウォーズを相手に一歩も退かない力強さを見せた。

　パートナーが大内にチェンジすると、既に5ラウンドを消化しエンジン全開の井岡に対し、大内もスタートからワンツー・右アッパーを打ち込み本番さながらの打撃戦を仕掛ける。ここで井岡も高速ジャブの連打から的確な右ストレートで迎え撃ち、気合い満点の動きを披露した!
　井岡のスパーでは、世界王者の鋭いジャブと的確な左ボディ・右ストレートに角海老ジム勢から驚きの声も挙がっていた。

　12月31日、大阪府立体育館で開催されるV2防衛戦"大晦日決戦"に向け、"Golden Boy"井岡一翔がボクシングモバイルのインタビューに応えてくれた。お楽しみに!!