六島ジム精鋭が宮崎でスイッチオン!

　六島ジムの6選手が、1月31日(水)から2月2日(金)まで、宮崎県ひなた宮崎総合運動公園を拠点に走り込み合宿を行っている。

　宮崎県は同ジムに所属する日本ライトフライ級7位の井上彪(25)の地元で、公園、山、海と走り込みをするには抜群の環境で、同公園ではプロ野球読売巨人軍もキャンプ中だ。次戦に向けて、このキャンプで心肺機能向上と試合のスイッチを入れることが目的だ。

　参加メンバーは、IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級1位の西田凌佑(27)、日本・WBOアジアパシフィック・ミドル級王者の国本陸(26)、日本スーパーフライ級1位の古谷昭男(26)、日本スーパーバンタム級1位のデカナルド闘凜生(27)、井上彪、日本フェザー級13位の山�ｱ海斗(25)。

　世界初挑戦を控えた西田は、「世界タイトルマッチの興行権を獲得していただき、亀田プロモーションや会長、関係者の方々に感謝しています。今回の合宿で走り込み等を行い、身体を強化して、世界戦に向けてしっかり準備していきます」と、IBF世界バンタム級王者のエマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)戦に向けて気持ちを高めた。

　日本王座3度目の防衛戦に臨む国本は「巨人軍もキャンプに使う場所でトレーニングができて嬉しいです! このキャンプで自分を追い込んで、トーナメントで優勝できるように身体作りします。(巨人軍の)岡本和真選手のサインが欲しいです。探します」とコメントを寄せた。

　国本は、3月31日(日)に名古屋国際会議場イベントホールで、同級1位の可児栄樹(22=T&T)を迎え撃つ。この一戦は、マッチルームボクシング国内初大会「PRIZE FIGHTER」ミドル級トーナメント準々決勝として行われる。

デカナルド闘凛生コメント
「読売巨人軍もキャンプに使う場所でトレーニングができて嬉しいです! 『体技心』追い込んで強い身体を作ります! 絶対チャンピオンなります!」

古谷コメント
「日本タイトルに向けて、今度こそタイトルを獲得できる様に、しっかり足腰とメンタルを鍛えて強い身体を作ります」

　デカナルドは今春、日本王者の下町俊貴(27=グリーンツダ)に、古谷は4月25日(木)、日本王者の高山涼深(27=ワタナベ)に、それぞれ挑戦する。

山�ｱコメント
「宮崎走り込み合宿に参加させていただき、感謝しています。タイトルマッチが決まって気合いの入っている先輩たちからの刺激を受けながら、僕も負けじといつチャンスが来ても、モノにできる力をこの合宿でつけたいと思います」

井上コメント
「故郷である宮崎での走り込み合宿で、慣れた景色、雰囲気で走れるのでありがたいです。試合に向けて、しっかり全ての土台となる下半身、並びにサーキット等で全身を鍛えて帰りたいと思います」