頂点目指して4回戦ボクサーが奮闘!

　「DANGAN オール4回戦 2024vol.1」が26日、後楽園ホールで行われ、8試合で熱戦が繰り広げられた。メインイベントのウェルター級4回戦では、山本諒真(20=DANGAN)が塩尻りんたろう(26=鹿児島)と対戦した。

　力強いジャブでプレスをかけた山本がペースを掌握。2回、山本はボディジャブから左ボディを好打すると、左フックでダウンを先取。再開後、連打で倒してフィニッシュした。

　連勝した山本は「以前より左がよく出たと思う。ただ、パンチが当たると倒せると力んでしまう」と冷静に試合を振り返った。

　アマチュア時代は、2019年インターハイ優勝、2021年世界ユース日本代表など実績を残したが、プロ転向後は2連続KO負けをするなど、悔しい思いをしている。それでも昨年10月に再起すると、この日もKO勝ちした。

　「理想には程遠い。自分の良さを活かすためにも、ディフェンス力を上げていく。これからも1試合ずつ勝っていく」とさらなる精進を誓った。