パッキャオvsマルケス前座詳細

　11月12日(日本時間13日)米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでWBO世界ウェルター級タイトルマッチ、王者マニー・パッキャオ(比)対挑戦者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が行われたアンダーカードも注目試合満載だった。

〇ティモシー・ブラッドリー(米)
　8回2分59秒TKO
●ホエル・カサマヨル(キューバ/米)

　アンダーカードのブラッドリー対カサマヨルは、4回と6回にダウンを奪って圧倒的優位に立ったブラッドリーが8回にもダウンを追加、挑戦者コーナーの棄権を呼び込んだ。トップランク社に移籍して初の勝利を飾ったブラッドリーは、フロイド・メイウェザー(米)がパッキャオと対戦しない場合、来年5月にパッキャオに挑戦する可能性がある。29戦28勝(12KO)1無効試合。3階級制覇に失敗した40歳のカサマヨルは45戦38勝(22KO)6敗1分。 　

〇マイク・アルバラード(米)
　10回1分53秒TKO
●ブレイディス・プレスコット(コロンビア)

　また、同じくアンダーカードとして行われたアルバラード対プレスコットは、劣勢だったアルバラードが最終回に起死回生のダウンを奪い、さらに連打でストップに持ち込んだ。アルバラードは辛うじてデビューからの連勝を32(23KO)に伸ばした。プレスコットは28戦24勝(19KO)4敗。