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[試合後談話]2023.12.24

琉球戦士が大活躍!

 元日本ランカーの狩俣綾汰(28=三迫)が24日、沖縄空手会館で開催された「BOMBER FIGHTvol.2」ライトフライ級8回戦で、寺次孝有希(32=ミサイル工藤)と対戦した。

 約4年ぶりに沖縄のリングに上がった狩俣のパフォーマンスに注目が集まった。
同級生の川満俊輝がサポート
 初回から強烈な左ボディでペースを握った狩俣は、2回に右ストレートで倒すと、連打で攻勢。ダメージの深さを考慮した寺次陣営が棄権を申し出た。

 3年10ヶ月ぶりの凱旋試合を飾った狩俣は「沖縄で勝つことができて、最高の気分。無事に勝つことができて良かった」と満面の笑みを浮かべた。

 同門で同じ沖縄県出身の日本ライトフライ級新王者の川満俊輝(三迫)が、サブセコンドとしてサポートした。狩俣は「俊輝は、戦友でありライバル。この試合に向けて一緒に汗を流してきた。自分にとって大きな存在」。今後の目標を聞かれると、「まずは、日本ランキングに返り咲く」と拳を握りしめた。
平安山大樹(オキナワ)が再起に成功
 2021年度全日本ウェルター級新人王の平安山大樹(36=オキナワ)は、64.0kg契約6回戦で橋本拓也(33=ワイルドビート)と拳を交えた。2回に左ショートフックでダウンを奪った平安山だが、4回に橋本の右アッパーを浴びてダウン。しかし、ここから立て直すと右フックで効かせて、最後は右フックで豪快にキャンバスに沈めた。
「地元で勝ててうれしい」
 3連敗を脱出した平安山は「再起戦のプレッシャーで動きが硬かった。ダウンしたが、冷静に戦うことができた」と喜びに浸った。

 なかなか勝ち星に恵まれず、ジムから足が遠ざかったが、先輩で日本ライト級王者の仲里周磨(27)がタイトル奪取した試合を後楽園ホールで観戦。「自分も、あの舞台に立ちたい」と復帰した。A級に昇格した平安山は「ランキング入りして、タイトルに絡んでいきたい」と抱負を語った。
具志堅日向(琉豊BS)が初回KO!
 バンタム級6回戦では、具志堅日向(21=琉豊)と美濃巧人(24=豊橋)が対戦。サウスポー具志堅が左ストレートで立て続けに倒すと、最後は右ショートフックでフィニッシュした。
具志堅日向(琉豊BS)に注目!
 デビューから3連勝した具志堅は「1年9ヶ月ぶりの試合だったが、勝てて良かった。試合前から左がキレていた」と、会心のKO勝ちに胸を張った。沖縄県出身の21歳は「来年は、バンタム級でユース王座を狙いたい」と、安西蓮(名古屋大橋)が保持する日本ユース王座に標準を定めた。

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