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[前日計量]2023.12.16

神戸でライトフライ級決戦!

 日本ライトフライ級王者の大内淳雅(38=姫路木下)と同級1位の川満俊輝(28=三迫)が16日、神戸市内で前日計量に臨んだ。

 ベルトを懸けての10歳差対決は、明日(17日)、神戸ポートピアホテルで開催される「第9回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」で行われる。
大内淳雅(姫路木下)48.9kg
 大内は、今年8月に芝力人(28=真正)との王座決定戦を制し、5度目の挑戦で悲願のタイトル奪取に成功した。鬼門の初防衛に臨む大内だが「これまではなんとしてもベルトを獲らないといけないと、切羽詰まった状況だったが、今回は純粋に試合が楽しみ。こんな気持ちになったのは久しぶり」と決戦を心待ちにしていた。

  「明日は、練習でやってきたことを出すだけ。その上で結果がついてきたら」と意気込んだ。
川満俊輝(三迫)48.7kg
 2度目のタイトル挑戦の川満は「これまでやってきた練習の成果をぶつける。チャンピオンを見て覚悟を感じた。その覚悟を上回る覚悟を見せる。明日は絶対にベルトを獲る」と気持ちを高めると、「12月24日に沖縄で試合する綾汰に刺激を与えたい」と語った。同門で高校時代の同級生の狩俣綾汰(28)に勝利のバトンをつなげる。
WBO-AP.Lフライ級タイトルマッチ
 WBOアジアパシフィック・ライトフライ級王者の山中竜也(28=真正)は、同級7位のジェイソン・バイソン(25=比)を迎えての初防衛戦に臨む。山中は200gアンダーの48.7kg、バイソンはリミットの48.9kgでパスした。
山中竜也(真正)48.7kg
 今年5月の王座決定戦で戴冠した山中は、これが初防衛戦。計量後は、OS1(経口補水液)をゆっくりと飲み、卵雑炊、鰻を食べて体力を回復させた。

 「打たせずに打つボクシングで、最後は相手の心を折りたい。ここを勝って妹の世界戦につなげる」と、1月12日(金)に世界初挑戦するIBF世界アトム級1位の山中菫(22=真正)に良い流れを渡すつもりだ。
ジェイソン・バイソン(比国)48.9kg

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