出田裕一のV2戦が決定!

　三迫ボクシングジムは13日、「ダイヤモンドグローブ」(2月13日、後楽園ホール)の全カードを発表した。

　メインイベントは、日本スーパーウェルター級タイトルマッチ、王者の出田裕一(39=三迫)対同級1位の小林柾貴(24=角海老宝石)がセットされた。39歳のベテラン王者が15歳下の最強挑戦者を迎え撃つ。

　出田は、今年8月に暫定王者の中島玲(25=石田)との王座統一戦を制し、初防衛に成功。重厚なプレスから豊富な手数で攻め立てる右ファイターで、乱打戦に持ち込み勝利を手繰り寄せるのを得意とする。

　チャンピオンカーニバルをクリアし、長期政権の足掛かりとしたい。

　タイトル初挑戦の小林は、今年10月に加藤寿(38=熊谷コサカ)との挑戦者決定戦で3回TKO勝ち。ワンツー左ボディを主武器とするバランスが良い右ボクサーファイターで、チャンスに畳みかける思い切りの良さが光る。4連勝中の勢いをぶつける。

　この日は、元OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者、元WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者、日本2階級制覇王者の小原佳太(37)の引退セレモニーも行われる。