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元世界王者の輪島功一氏の孫、磯谷大心(22=輪島功一スポーツ)が12日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」ウェルター級6回戦でM野秀平(31=E&Jカシアス)と対戦した。
連敗脱出を目指す磯谷のパフォーマンスに注目が集まった。
連敗脱出を目指す磯谷のパフォーマンスに注目が集まった。
KO勝ち!
磯谷がジャブを上下に散らして丁寧に組み立てるのに対し、M野は距離を潰して右フックで対抗。3回、M野は左フックでチャンスを作るが、磯谷は右ショートでダウンを先取。再開後、カウンターのジャブで倒すと、レフェリーはノーカウントで試合をストップした。
「やっと勝つことができた」
3連敗を脱出した磯谷は「本当にうれしい。スパーでは得られないものが試合で得ることができると、改めて思った」と安堵の表情を浮かべると、「ボディを効かせて倒す作戦だった。最初から距離を詰めていこうと思ったが、(相手は)右を狙っていると感じたので行けず、遠い距離になってしまった。パンチが当たるので、振り回してしまった。もう少しコンパクトに出したかった」と感想を語った。
「ランカーを目指す」
今後の目標を聞かれた磯谷は「自分の力を出し切ってA級に上がり、日本ランカーを目指す」とさらなる精進を誓った。
試合後には、2021年5月に結婚し、同年8月に長男・蒼大君(2)が誕生したことを報告した。
試合後には、2021年5月に結婚し、同年8月に長男・蒼大君(2)が誕生したことを報告した。
輪島功一氏
試合後、囲み取材に応じた輪島功一氏は「常日頃から『倒したいという欲を持て』と言っている。欲のない試合は良い試合ではない。チャンスが来たら攻める自信。それは日頃の練習から来るもの。連敗が続いたが、試合で力を充分に出せれば勝てる。相手もパンチが強くて良い試合だった」と孫の勝利を喜んだ。