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モハメド・アリ(米)の最大のライバルとして知られる元世界ヘビー級王者、ジョー・フレージャー氏(米)が7日、肝臓がんのためフィラデルフィアのホスピスで逝去した。67歳だった。
フレージャー氏は1944年1月12日、米国フィラデルフィアの出身。アマチュア時代、補欠ながら出場の機会を得た64年東京オリンピックのヘビー級で優勝。65年にプロ転向を果たし、68年にニューヨーク州公認の世界ヘビー級王座を獲得した。のちにWBA、WBCも王座を認定。71年には徴兵拒否で4年のブランクから復帰したアリと対戦し、ダウンを奪って判定勝ちを収めた。73年、ジョージ・フォアマン(米)に2回TKO負けを喫して王座を失った。
75年には宿敵アリとの3度目の対決に臨み、14回終了TKO負けを喫したものの王座奪回に凄まじいまでの執念をみせた。
身長182センチ、体重90〜95キロ前後とヘビー級にしては小柄だったが、上体を低く沈めながら左右に小刻みに振りながら飛び込む独特のスタイルを確立。その様から「スモーキン・ジョー」の愛称で親しまれた。生涯戦績は37戦32勝(27KO)4敗1分。
75年には宿敵アリとの3度目の対決に臨み、14回終了TKO負けを喫したものの王座奪回に凄まじいまでの執念をみせた。
身長182センチ、体重90〜95キロ前後とヘビー級にしては小柄だったが、上体を低く沈めながら左右に小刻みに振りながら飛び込む独特のスタイルを確立。その様から「スモーキン・ジョー」の愛称で親しまれた。生涯戦績は37戦32勝(27KO)4敗1分。