木村吉光vs坂晃典�U大晦日に激突!

　OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級4位の木村吉光(27=志成)と5位の坂晃典(31=仲里)が27日、都内で会見を開き、大晦日に同級王座決定戦を行うことを発表した。この2人は、2年前の12月にも同王座決定戦で対戦し、木村が3ラウンド27秒TKOで勝利している。

　前回の対戦以降、坂は日本同級王座を原優奈(29=真正)に明け渡し、木村は一度獲得したWBO-AP同級王座防衛戦で、現王者の力石政法(29=緑)にベルトを奪われた。それでも、評価を下げることなく、この階級のトップ戦線の最前列に並ぶ両者の対決は、見応えのある好カード。捲土重来に向けた大一番を迎える。

　OPBFのランキングは、10月以降更新されていないが、前OPBF王者の森武蔵(志成)は、今月初めに王座を返上している。

　会見の席で木村は「(力石に)負けてから色々考えて、前回KOで勝った。(坂戦を)しっかり勝って、力石さんと再戦できたら」と大晦日の先には、力石政法(緑)へのリベンジを誓った。

　2年前の対戦で木村に王座を明け渡した坂は、「もう一度再戦できる。必ず勝って、次に進めるようにと思っています。集中することが課題」とし、今年の大晦日の対戦は、来年のためにも重要な試合になるとの考えを示し、「2年分かかっている試合」と気合を入れた。