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[試合後談話]2023.11.23

愛知で大激戦! 日本ユース戦が熱い!

 日本ユース・バンタム級タイトルマッチ、王者の安西蓮(23=名古屋大橋)対挑戦者の渋谷亮太(22=T&T)の一戦が23日、愛知県津島文化会館で開催された「菅原設備 presents KNOCK OUT BOXING vol.5」のメインイベントで行われた。

 地元のリングに上がった安西が、初防衛を果たしたのか? それとも、敵地に乗り込んできた渋谷がベルトを奪ったのかーー初回から目が離せないハイレベルな攻防を繰り広げた。
安西蓮(名古屋大橋)がV1達成!
 序盤は、安西がジャブから左フックでテンポの良い攻撃を披露。しかし、3回になると渋谷が距離を潰して、左ボディで体力を削りにいき、グイグイと攻め立てて反撃した。その後は、安西が豊富な手数で攻めれば、渋谷も負けじと右オーバーハンド、左ボディを突き刺し譲らず。最終8回、安西はさらに手数を増やして、ジャッジに攻勢をアピール。最後に振り切った。
「最後のラウンドは勝負に出た」
 初防衛に成功した安西は「チャンピオンとして守らないといけないというプレッシャーがあった。ベルトを獲りにいくくらいの気持ちで戦わないとダメですね」とメンタル面での課題を口にした。「冷静にジャブから組み立てることができたのは良かったが、ボディ攻撃を受けて見栄えが悪かった。7ラウンドが終わってセコンドから『ポイントはイーブンだから取りにいこう』と言われて、必死に取りに行った」と勝負の鍵となった8ラウンドの攻防を振り返った。

さらに上を目指す

 今年は、A級初戦で日本ユース王座を獲得すると、地元で王座防衛に成功し充実した一年だった。それでも安西は満足していない。「やってきたことが形になった。しかし、まだまだこれから。もっと力をつけて上にいきたい」とさらなる精進を誓った。
「粘られてしまった」
 一方、わずかにベルトに手が届かなかった渋谷は「遠い中、駆け付けてくれた方々にベルトを見せることができず、申し訳ない気持ち」と唇を噛み締めた。「作戦通りに戦えたが、クリンチで上手く粘られてしまった。悔しいですね」と肩を落とした。
津島市出身の菅原健太(名古屋大橋)がKO勝ち!
 第7試合54.5kg契約6回戦では菅原健太(32=名古屋大橋)と長尾太我(27=SUN-RISE)が激突。初回に右カウンターでダウンを奪った菅原は、2回に長尾の右アッパーを浴びて反撃を受けたが、4回に連打から右ストレートでダウンを奪い、試合を決めた。

 試合後に取材に応じた菅原は「相手の気持ちが強かったが、最後は倒し切ることができて良かった。ボディが効いたのがわかったので『ここしかない!』と仕留めにいった」とKO勝ちに笑顔を見せた。

 愛知県津島市出身で、自宅から会場まで歩いて10分というまさに地元で、今回の興行は菅原が勤務している「菅原設備」がスポンサー。負けるわけにはいかなかった。あと1勝でA級(8回戦)に昇格する菅原は「A級ボクサーが目標だが、ここまで来たら日本ランカーを目指す」と拳を握り締めた。
小國以載(角海老宝石)が駆けつけた
 第7試合終了後には、スペシャルスパーリングが行われた。元日本ランカーの村井貴裕(32=名古屋大橋)の相手を務めたのが、元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者の小國以載(35=角海老宝石)。

 小國と大橋弘政名古屋大橋ジム会長は、2012年3月にOPBF東洋太平洋王座を懸けて対戦しており、大橋会長の呼びかけで東京から駆け付けた。

 ひょっとこのお面を被り入場した小國は、筋肉Tシャツに半ズボンの恰好でスパーリングに臨み、観客の笑いを誘った。さらに元WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級王者の飯田覚士氏と大橋会長がスパーリングの解説を務めた。2人は観客にわかりやすく説明しながら、適度に突っ込みを入れて、会場を和やかな雰囲気にさせた。

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